kenku
けんく
D&Dに登場する鴉人間、及びプレイアブル種族
→ 烏天狗
ケンク(D&D)
鳥類から進化した二足歩行の種族で、翼は失われており飛行能力はない。腕は人間と同じように道具を使えるが、手足の指は鉤爪を持つ鳥のもの。
平均的な人間よりやや小柄、成体で約5フィート(1.5m)程度。
祖先から受け継いだ特徴として一部の骨が中空になっており、同じ体格の生物よりも軽く75ポンド(34kg)ほど。空は飛べないが非常に俊敏であり、非力さを補う器用さを具える。
暗器を中心として様々な武器を操り、素手でも鉤爪にそれなりの殺傷力がある。
また先天的に声真似と隠密の優れた技能を具えている。
利己的で秘密主義な性質を持ち、人間の都市において独自のコミュニティを形成し、諜報や暗殺といった裏社会の仕事を請け負うことで一定の勢力を築いている。
属性は、第三版では「中立にして悪(Neutral-Evil)」、第五版では「混沌にして中立(Chaotic-Neutral)」とされる。
なお彼らとは別個に、東方世界カラ・トゥール(Kara-Tur)に由来する「腕とは別に巨大な翼を持ち、飛翔能力を具える」種族がおり、こちらもケンクと呼ばれている(むしろシリーズにおいてこちらの方が先に登場しているらしい)。
元ネタは日本の天狗。