十戒衆
じっかいしゅう
概要
十戒衆(正式名称はヴェーダ十戒衆)とは、誰ガ為のアルケミストに登場する団体。初登場は大型イベントクエスト『聖石の追憶』の第8章。
メンバーは全員ロストブルー出身者で構成され、身体的特徴として体のどこかに十字架をモチーフとした刺青のようなものが刻まれている。
彼らは「異層塔ヴェーダ」を登頂することで得られる異次元の力を行使するが、「その人が一番大切にしているもの」という代償が必要であり、支払った代償は死ぬ間際に返ってくる。
十戒衆の目的は「ロストブルーの人間が生きることができる世界にすること」即ち「ロストブルーに青空をもたらすこと」。
特に十戒衆リーダーのソルは青空に執着している節がある。
メンバー
メンバーの名前は基本的に番号のドイツ語であるが、十戒衆になってから改名した者が殆どであり、本名とは異なる。
また、彼らはそれぞれの固有ジョブが割り振られている。
(番号順に記載)
ソル
0番を冠し、リーダーでもある男性。重んじる戒律は『不赦』
ニヒルと名乗っていた時期もあるが、本名はユヴェン。
力の代償として恐怖の感情が欠落しており、その自覚から十戒衆の仲間達と共に自らに戒めを課している。
ジョブは「真理術師」。
全体的に射程が長いアビリティが揃っている。
アインツ
1番を冠する男性。
本名はヴァーニル。
冷徹そうな見た目だが無駄なことを真面目に楽しむという風変わりな性格をしている。
ジョブは「屠龍術師」。
近接戦特化型のアタッカー。
ツヴァイ
2番を冠する獣人の少女。重んじる戒律は『不諦』
元々名前はなく、ネズミごろしと呼ばれていた。
基本的に私欲のない大人しい性格をしているが、過去の出来事から情緒が不安定になる側面も持ち合わせる。
ジョブは「獣影術師」。
特定のスキルを使用する事で一定ターンのみ獣化と呼ばれる状態に移行し、アビリティが変化する。
ドライ
3番を冠する男性。重んじる戒律は『不曲』
本名はジュデッカ(ただし真偽は不明)。
他人の悲願が成就しようかという時に当事者を殺め全てを台無しにすることを史上の喜びとする悪趣味な性格をしている。
ジョブは「葬咲術師」。
魔札のようなものを媒介に様々な攻撃を繰り出す。
フィーア
4番を冠するダークエルフの女性。重んじる戒律は『不騙』
本名はエフィリンド。
普段は仲間をからかったり気まぐれで振り回したり等の振る舞いが目立つが、占い師としての顔も持っており、その際は微塵も嘘をつかない一面も持つ。
ジョブは「香幻術師」。
指定したマスを中心に周囲数マスに攻撃を与える殲滅力の高いスキルを持つ。
フューリー
5番を冠する少女。重んじる戒律は『不憎』
本名はボタン。
元々は高い素質を持つ呪術師の家系であったが、故郷が襲撃を受け滅亡、全てを失い深く絶望した事で皮肉にも呪術師としての力がより磨かれるという悲惨な過去を持つ。
ジョブは「呪砲術師」。
マップ全体の敵にダメージとデバフを付与するスキルを持つ他、味方の命中率を高めたり回復などのサポートもこなせる。
ゼクス
6番を冠する男性。重んじる戒律は『不信』
本名はジェスター。
元々は教会の真摯な信仰者だったが、異端の力を得た事で信仰を捨て、「極上の劇」の創出を目指すようになった狂人。
ジョブは「狂爪術師」。
攻撃を受けた際に必ずクリティカルとなる反撃を行う他、敵の命中、回避を鈍らせつつ自身の攻撃力やクリティカル確率を上げるスキルを持つ攻撃的な性能。
ズィーヴァ
7番を冠する女性。重んじる戒律は『不惑』
本名はイーリス。
常に絢爛である事を心掛けており、自分磨きや美しいと感じたものを集めたりしている。
ただし薔薇にだけはアレルギーが出てしまう為、歯痒い思いをしている。
ジョブは「双刀術師」。
殆どのスキルが複数回攻撃するスキルとなっており、体力吸収や魅了等の絡め手も使える近距離型。
アハト
8番を冠する少女。重んじる戒律は『不欲』
本名はアム。
元々は戦災孤児で、飢えて路頭に迷っていた所をソルに助けられた過去を持つ。
それ故に基本的にソルの近くからはあまり離れず、また過去のトラウマから空腹をとても恐れている。
ジョブは「七闘術師」。
打撃、斬撃、射撃、魔法の4種の攻撃アビリティを持つ他、攻撃禁止や毒の付与等の状態異常を与える事も可能。
ノイン
9番を冠する男性。重んじる戒律は『不壊』
本名はナインデット。
威圧的な外見だが仲間意識の強い性格をしている。
しかし戦いにおいては「死にかけるまで手は出さない」等の独自の規則を定めており、性格と言動に矛盾がある。
ジョブは「爆力術師」。
典型的な近接特化型。
しかし図抜けた火力と高低差を無視した反撃スキルを持っており、その火力は折り紙付き。