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ドライブヘッド

どらいぶへっど

ドライブヘッドはアニメ『トミカハイパーレスキュードライブヘッド~機動救急警察~』に登場する可変ウォーカービークルの総称。または同作品の短縮名称及びアニメ制作者委員会の俗称でもある。

概要

 近年増加する大型災害や大規模事故、ウォーカービークルを利用した複雑多様化犯罪に対抗する為に機動救急警察ハイパーレスキューが開発した次世代型緊急可変ウォーカービークルシリーズの総称。既存のワークロボットでは初の略完全人型である。立案及び命名者はゴウの祖父車田乗太郎


 頭部と胸部へ変型するコアとなる一人乗りの緊急車両『バイパー』は車種全てが異なるが、ドライブギアと呼称する通信モバイルをキーとして起動、パワーローダーに相当するカーモード部分の変型パターン、背部と後ろ脚に特殊装備をマウントするハードポイント、肩口や膝関節の接続部分などの基本フレームは規格統一されており、各々が対犯罪、救急搬送、大規模火災に対応、特化。

一般の機体よりも高性能で、ハンドルはウォーカービークルフォーム時は瞬時に操縦悍スタイルへと変化、乗り手の動作もダイレクトに伝わる。

全高は三階建てのビルと同程度。頭部コクピットは非常時には顔面部分が首部へ下がり脱出する。他のバイパーとローダーは理論的には入れ換える事は可能。燃料はインターセプターとバックドラフトのカーフォームはガソリン主体だが、ホープは電気で動き、WVフォームでは超電動ジェネレーターで稼働する。


 単独での作業もこなせるが、基本的には随伴した僚機、トランスポーターやサポートビークルとの連携で真価を発揮するものの、狭所での作業は前輪部をロボアームに変えて対応、不足の事態で不具合が生じた場合は機能をドライブギアから強制的に緊急停止されカーフォームへと戻ってしまう。万が一の事態に備えバイパーを爆破ボルトで強制的に射出させる機能を有する。火災旋風による耐熱温度やハイブリッド自動車が機能停止、動力部が炎上する強力な電磁波の影響下では対応できているが、大量の液体火薬による衝撃には耐えられないと云う(此は黎明期である第一世代だけで、第二世代では落雷や戦闘用ウォーカービークルが搭載するミサイルの直撃でも撃ち所さえ防げば壊れない)。


 また、人が直接操作しない限り遠隔操作による自動運転機能は搭載せず、トランスポーターやそこから分離したコンテナに格納され、搬送や空輸での出場となる(劇中後のミニコーナー『ドライブヘッドライン』では事実と異なる公表もされている)。市販のAIによる全自動運転は安全面での実用化の目処が発っているが、自動車やウォーカービークルが人間の善悪を完全に区別出来る判断基準そのものも曖昧で、犯罪に利用され、暴走の可能性もある為に慎重論が根強く残っている。



 1話の時点では組織が本格的に運用を開始して約2ヶ月しか経っておらず、世間一般には制式名称は浸透せず、専らシリーズの名称で呼ばれ認知されているが、笹川アナから『チームドライブヘッド』の愛称を与えられ次第に略称も含め定着しつつある。


 だが、計画は本体の機構上は問題なかったが、OSであるドライブギアに内蔵されたブラックボックスによるリンクレベル(相性好し)が原因でカーフォームからウォーカービークルフォームに変わった途端にフリーズ。十分に動かす事はシミュレートで成果を挙げていた大人の候補生9名を悉く拒否し、お手上げの状態だったが、ジョーの息子ゴウが、化学工場火災現場へ単独で乗り込み、作業員を救出、消火鎮圧したのを機に大幅な組織運営改革となった。


 ドライバーが全員十代の少年少女であった事から表面上は極秘中の極秘扱いされているものの、呼び掛けなどの応答はギアが口調を素のままに代弁する形で執っているが、基本棒読み。ゴウが『夏休みの旅行に来たのに出動になっちゃったよ。さあ続き遊ぶぞ。』と言っちゃうとそのままギアの音声で出力されるというシュールなシーンが生まれる。たとえ女子だろうが問答無用である。サポートビークルでも同様の対応を採るが、電磁波の影響下により通信や電子機器が機能不全に陥った場合には手動操縦や拡声器で対応せざる逐えない。携帯電話への通話もギア越しで会話できる。


 更にはサポートビークルとの一部パーツを互換合体させ局地救助対応させる『シンクロ合体計画』も同時進行で含まれている。


 順調ならば将来的に『MkⅡ計画』も視野に行われる筈だったが、ドライブヘッドに深い恨みを持つ元機動救急警察職員刈狩の復讐でソニックインターセプターが一方的な攻撃で中破する事態に陥り、こちらも前倒しされ、比較的短期間でサイクロンインターセプターという強化改修の形で昇華した。

 暫く経過して二体の実働データ収集も完了し、レスキューバックドラフトブレイブバックドラフトホワイトホープホワイトクリスタルホープへと進化する。第二世代と呼べる代物だが、新たに胸部エンブレムの追加、脹ら脛のエンジン部、胴体部の形状、ウエストアーマーの追加と共通性が増えた。此らの命名は乗太郎の息子ジョーが名付けている。


 此とは別に機動強襲警察ハイパーアタックでも機動救急警察ハイパーレスキュー始動以前からドライブヘッド0号機改修型ソニックインターセプターブラックマックスを正式採用しており、世間一般からは公に認知されないながらも影から成果を挙げていた。こちらは正規の隊員により運用しているが、ドライブギアにAIは搭載されていない。


 上述の通りドライブヘッドもウォーカービークルの一種だからかオートメーション化もあり得る話だと一般では思われているが、ドライブヘッドは一部を除きギアの音色を聞き取れる者にしか動かせない、咄嗟の状況判断や閃きに優れている為にその存在は必要不可欠である。


 其でも水中救助用としては適応しておらず、29話での海中遊覧船の事故では特殊装備による高リスクの救助を成功させているが、同様の事件が起きかねず『MKⅡ計画』完了後の次期開発プランには新たに発覚した欠点、成層圏内外用や水中救助専用、地中救助、寒冷地、火山帯、砂漠用の局地型サポートビークルも含め盛り込まれる可能性が残されている。


 量産化に至っては邪悪AI関連の一件でギアに内蔵されたブラックボックスが『正義回路』と呼ばれるユニットにより純粋で正しい心を持つ者にしか選ばれない事が明かされた。

 何よりも現在での状況下では最悪地球の命運すら掛かっている可能性の為に先伸ばしは必然であるが、人命救助を目的として開発したドライブヘッドを兵器として悪用する人間や組織が多少なりとも存在する限り適合者の選抜や、大量生産も難しいのは当然であるが、今迄蓄積されてきた機動データ等から一般の大人でも対処できるソフトウェアにより操縦は可能になったが、観察力や洞察力が高い人間には動かす人間が代わった事は疑念を抱きながらも感じ取っている。



 しかし、乗太郎の懸念通り邪悪AIはいつの間に本部からドライブヘッドの設計図を盗用し、某自動車メーカーの生産工場でシンクロ合体のパーツを含む複製を夜な夜な産み出していた。

 容姿は第一世代の合成複合ではあるが、性能は第二世代と同等かそれ以上で、ガイアのボディを貫くなど拠点制圧に威力を発揮してしまう。当初は三機のみかと思われていたが、人類破滅計画が展開され自身を守護させるべく大量投入されるものの、中枢部は乗り込んできたゴウのドライブギアとタイガ達の所有するギアとの共鳴によってアーク本体を浄化され全てが機能停止したが、バベルの塔崩壊後にどうなったかは不明瞭である。


 この事も踏まえ、災害も日々形を変える為に次世代進化型『MKⅢ計画』が立ち上がるが、最初の改修は火災も変化し続ける事例からバックドラフトに白羽の矢が立てられたが、某国で盗難されたステルス戦闘機の攻撃を受けて中破されたが、パーツ自体は既に完成されていた事からマスターバックドラフトへと再改修された(主な原因はゴウがショリショリくんを大量に食したかららしい)。


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