信濃川

しなのがわ

「信濃川」は日本を流れる川のうち最長の川である。

長野県と山梨県の県境に源流を持ち、長野県を出るまでは千曲川（ちくまがわ）と呼ばれる。「信濃川」の名は新潟県内におけるものである。

新潟市内で日本海に注ぐ。

伝説

長野県に伝わる伝説によると、かつて長野盆地は湖であった。

ある若者が「この湖が田んぼならみんな豊かに暮らせるのに」と考え、母親である竜の力を借りて山を切り崩し、湖の水を海へと流し出した。

このとき竜が山を掘った跡が信濃川だという。

（松谷みよ子の『龍の子太郎』の元になった伝説である。）