大内宿
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おおうちじゅく
福島県下郷町にある歴史保存地区。
江戸時代に会津藩の都があった現在の会津若松市と栃木県日光市を結ぶ街道に位置していた宿場町として発展。
その後新街道や鉄道の開通によって寒村化され集落が孤立、あまつさえ週刊誌によって時代に取り残された田舎と揶揄されたことで、古い街並みに何の意味もないと住民による茅葺屋根取り壊しが起きる。だが、後に妻籠宿や白川郷が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されると、茅葺き屋根民家が立ち並ぶ同地区を保存しようとする動きも起き、1981年に国選定の重要伝統的建造物郡保存地区に選定された。その後、大内宿は旅行誌、写真集など様々なメディアに採り上げられるようになり再び茅葺屋根を葺き直す民家も出てきている。
地元住民らの努力により保存化や観光産業化が進み、四季を問わず例年全国から数多くの観光客が訪れる、県内一番の観光地となっている。
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