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恒心教

こうしんきょう

「恒心教」は、不特定多数の人物が集まる匿名のネット掲示板を拠点とし、特定の弁護士らへの嫌がらせなどをすることについて使われる言葉。2012年ごろから続き、宗教性はない。
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恒心教は、ネットで中傷や犯行予告を繰り返す人たちを指し、宗教性はない。

引用元: 「ウェブスキミング」でカード情報500件入手か、「恒心教」の男を容疑で再逮捕


概要編集


「恒心教」とは編集


主に中傷や爆破予告などで自己顕示する、日本のネット上の集団。宗教性はない。


有名なメディア報道としては、以下のように警察庁長官に言及されている。


参考元URL
「恒心教」を名乗る男が逮捕された事件に絡み、警察庁の露木康浩長官は「この種の事案が社会生活に与える影響は決して無視できない。警察としては引き続き、法と証拠に基づき、適切に捜査を進めていきたい」と述べた元記事

恒心教は、2012年のネットミームを起因として、個人に対する嫌がらせや中傷を面白がって広げる人たちが自称するようになった。


現在は、「恒心教の中で認められたい」といった自己顕示欲や承認欲求から嫌がらせ・中傷・爆破予告などの、犯罪を行う集団にエスカレートしており、繰り返し逮捕者が出ている。


2025年1月時点で「恒心教」でGoogle検索すると、TOP10には逮捕記事が並ぶ。



メディア報道で「恒心教」が説明される場合は、端的に以下のようにまとめられている。



引用URL
恒心教は、ネットで中傷や犯行予告を繰り返す人たちを指し、宗教性はない。元記事
「恒心教」は、不特定多数の人物が集まる匿名のネット掲示板を拠点とし、特定の弁護士らへの嫌がらせなどをすることについて使われる言葉。2012年ごろから続き、宗教性はない。元記事

語源・由来編集


恒心教に、宗教性はない。


宗教を自称する経緯は、中傷の対象者をオウム真理教の「尊師」になぞらえた嫌がらせに由来する。


起源としては2012年のなんJ(詳細はピクシブ百科事典の編集方針に抵触のため削除)


現在編集


2025年現在では、「恒心教」の中で目立ちたいなどの自己顕示欲から、闇バイトや、不正アクセス、爆破予告などを行う人たちとして知られる。



日本に限らず、事故・災害にかこつけて、海外に犯行声明を行うケースも発生している。




恒心教のメンバー層編集


恒心教を名乗る層は、友達が少ない学生、無職など社会性に乏しい人々が多い。


逮捕時の報道によると、社会で居場所がなく、恒心教を通じて承認欲求を満たすために、犯罪で注目を浴びようとしたと語っている。


引用元URL
威力業務妨害や脅迫などの罪に問われた住所不定、無職(21)元記事
大学に爆破予告のファクスを送ったとして、警視庁は23日、大学院生の男(22)と無職の男(26)を威力業務妨害容疑で逮捕したと発表した。元記事
被告は子どものころからパソコンやインターネットに熱中していた。他人から褒められた経験はなかった。友人もいなかったという。元記事

恒心教の活動動機と、その後編集


どのような人たちが、恒心教を面白がっているか編集


恒心教の活動する人たちは、動機として「(犯罪をすることで)おおごとになり面白いと思った」「自己顕示欲」「いたずらを広めたかった」と語る。


引用元URL
公判で語った動機は「恒心教を広めたかった」。元記事
調べに対し大学院生の男は「おおごとになり面白いと思った」などと語っているという。元記事
自分の行為がネット上で騒がれることに対して自己顕示欲もあった元記事
「いたずらを広めたかった」と話しており、A被告の犯行を模倣したとみられているという元記事


逮捕後の態度編集


このように「恒心教」を面白がって犯罪、逮捕まで至った人たちも、裁判・公判の過程で社会の厳しさを知ったのか、反省の弁、謝罪の言葉を述べている。


また、更には裁判長に「生き方を見直してほしい」と諭される結果になっている。


引用元URL
「本当に申し訳なく思っております」黒いスーツにネクタイを身につけた被告は、こう述べて約10秒間頭を下げた。元記事
菅原裁判長は被告人に対して「生活、生き方を見直してほしい」と述べた。元記事

「恒心教」を広めるコミュニティにはまり、犯罪・逮捕に至る編集


繰り返し報道されるように「恒心教」を面白がって広める中で、コミュニティにハマり、集団の中で認められたいという理由で、犯罪に至った人たちが何人も書類送検されている。


引用元URL
同課などによると、中学生は「約1年前から同じような考えの人が集まっている『恒心教』にはまった」と供述元記事
判決理由として「同集団内で自分を認められたいという動機は身勝手で責任は重い」と指摘元記事
少年は、「恒心(こうしん)教」を挙げ、「恒心教のコンテンツを盛り上げたかった」と供述。元記事
O容疑者は「恒心教徒として犯行予告をしていた。アピールしたいという自己顕示欲があった」元記事
S容疑者は「恒心教を広めたかった。ファクスが送られれば大事になって面白いと思った」などと供述元記事

このような犯罪をおこなった人たちは「恒心教」の集団のなかでは英雄扱いとなっている。


しかし、犯行に至った人たちには、「精神的な幼さが見受けられる」「集団内で自分を認められたいという動機は身勝手で責任は重い」と社会の厳しい目線が向けられている。



引用元URL
「動機は身勝手で責任は重い」懲役3年の実刑判決元記事
被告人の精神的な幼さが見受けられる元記事
年齢不相応の未熟さがあった元記事

そして、「恒心教」を面白がる人たちに、どのような言い分があっても、結局のところ、「逮捕された恒心教メンバー」が公判で示すように、謝罪、反省を示す結末となっている。



編集方針の参考編集


警視庁の言及では「恒心教」はネット上で弁護士を中傷することで、自己顕示し、犯行に至り、逮捕されている。


また、このような行いは「社会生活に影響、無視できない」と警視庁長官に述べられている。


実際に、「恒心教」を名乗り逮捕された人たちは、「恒心教を広めたかった」と語っている。


引用URL
警視庁によると、両容疑者は、ネット上で弁護士らに対する中傷などを繰り返す恒心教を名乗り元記事
O容疑者は「恒心教徒として犯行予告をしていた。アピールしたいという自己顕示欲があった」、S容疑者は「恒心教を広めたかった。ファクスが送られれば大事になって面白いと思った」などと供述している元記事

ピクシブ大百科などの、誰でも編集ができるネット辞典を悪用し、事実の列挙や、中立的な表現にかこつけて、中傷を広げる行為はよくしられている。


このような編集方針は以下の通り、ピクシブ百科事典の編集における禁止事項に抵触する。


警視庁が述べるように、「恒心教」を広げる行為がエスカレートした挙句に、集団内で認められたい目的の犯罪に繋がり、繰り返し逮捕者が出ている。


実際に、逮捕者は「恒心教を広げたかった」「いたずらを広げたかった」「大事になると面白いと思った」と、「恒心教」を広げたい気持ちが、エスカレートして犯罪に直結したと、逮捕後に反省の弁を語っている。


また、もしそれでも中傷を広める意図や、「恒心教」を面白がって編集をしたいと思うならば、上記の警視庁の指摘をよく読み、自分が何をしているか理解するべきだろう。



【公式】ピクシブ百科事典とは より引用


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