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概要

CV:高森奈津美

実写映画版:橋本愛


本作のもう一人の主人公でありメインヒロイン。

夜見山北中学3年3組の女子生徒。左目に眼帯をしているミステリアスな少女。

出席番号は24番。美術部に所属しているが殆ど幽霊部員。

榊原恒一が引っ越した矢先に入院した病院のエレベーターで彼と出会う。



榊原恒一が通院している病院のエレベーターで出会った少女。

その後偶然なのか、彼が転校した学校で同じクラスになる。いつも左目に眼帯をしており、クラスでも浮世離れした存在である。恒一を除くクラスの仲間は、全員何故か彼女を無視している。本人曰く、このクラスだけに伝わる「呪われた秘密」の為らしいのだが・・・






以下、ネタバレを含みます

『Another』は元々がミステリー小説なので、ネタバレ回避を強く推奨。










3年3組に起こる災厄を回避するために5月から〈いないもの〉として扱われていた。

彼女が〈いないもの〉に選ばれた理由は不明だが、一因として考えられるのが苗字が「ミサキ」であるということ。


物語の途中である理由で同じ立場となった恒一と打ち解け、仲良くなる。それまではクラス内には特に親しい友人いなかったが恒一に対してだけは自分の家の事情、養母や未咲との関係、自分の眼の秘密を話すなど心を開いている。

彼女を取り巻く特異な状況や外見、物静かな言動から一見神秘的に見えるが、内面的には面倒見が良くて優しく、茶目っ気を見せることもある。けっこう普通の女子中学生である。

また、原作では名札がボロボロであった事から後述するように恒一は違和感を抱くが、真相は彼女曰く「不幸な事故」があったため


6話の妄想の中での恒一と共に踊るシーンはとても可愛いともっぱらの評判。

水着回では可愛いスクール水着姿を披露してくれた。

踊る鳴ちゃん「かわいい」


クラスメイト全員が見崎鳴は存在しないとし、かといってその理由を説明するには彼女がその場に存在すると認めなければできなかったため、転校当初の恒一は彼女を幽霊だと勘違いしていた。(状況的に幽霊としか思えなかった鳴が実は生身の人間だった、という種明かしが、前半戦におけるオチでもある)


恒一は事情を知らずに彼女に接触し、その直後に桜木ゆかりが死亡したため、彼が見崎鳴に接触したことが災厄の引き金となったと考えた赤沢泉美によって結果として彼も二人目の〈いないもの〉とされた。


見崎家の養女であり、義母の霧果(見崎由貴代)は彼女の叔母で、本来の彼女の母は由貴代の双子の妹である藤岡未咲の母・美都代。

娘を死産し、精神的に大きな打撃を受けていた由貴代のもとに、金銭的な理由で藤岡家から預けられたのが鳴であった。


藤岡未咲とは双子の姉妹(未咲は鳴の二卵性双生児の妹)であり、こっそり会って遊ぶなど仲も良かった。

しかし、4月に未咲が災厄によって死んでしまい、ショックから未咲とは姉妹ではなく従姉妹としていたため、災厄は5月から始まったという誤解を生じさせた。

(恒一が5月から転入したことで「クラスに席が足りなくなったのではないか?」という疑惑が上がったのも一因)


死の色

4歳の時に悪性の腫瘍ができ、左目を失って以来、霧果の作った義眼―〈人形の目〉が左目に埋め込まれている。

普段は眼帯で隠しているが、左目を通して死者や死期の近い人間を見ると死の色(本人曰く、絵の具を混ぜ合わせても作ることはできないだろう、どんな色とも言い表せない色)が浮かび上がる。


彼女の左目によって〈死者〉が判明し、今回の災厄を止めるに至った。


漫画版

絵柄のためか、アニメ版のキャラデザに比べ、より神秘的で耽美な外見になっている。

眼を負傷しながらも狂乱した赤沢を諭したり、恒一を追って墓参に来たりと、物静かなのは変わりないが、内面的な優しさを感じさせる描写が多い。


実写映画版

恒一と話しているときに笑顔を見せ、恒一が倒れたときには必死で呼びかけるなど原作・アニメ版・漫画版と比べて感情表現が豊かになっている。

また、赤沢に謝罪を要求させられた際はあからさまに動揺して縮こまったり、赤沢が事故死した際は泣き叫ぶ等、他の媒体と比べるとメンタルも弱い。


Another エピソードS

スピンオフ小説でも主人公を務める。

時系列の設定上、恒一達が海に出かけて鳴と遭遇したアニメ版とは排他関係にあるエピソード。

鳴が海辺の別荘で遭遇した事件について、恒一に教えているという体裁で始まる。

ヒロインにして語り部、助手役、かつ探偵役。


窓の外に見かけた恒一を携帯電話で呼び止め、「ちょっとよりは幾分長く」恒一を待たせてから出てきたり、その服装が部屋着にしてはお洒落だったり、果ては恋バナを振られて「ううーん」と唸って考え込んだりと、思わせぶりな描写が多い。

学校を離れたプライベートであるためか、本編にはない隙を晒す場面も。

淡々としているようで面倒見が良く、時にアグレッシブなのは相変わらず。

また、自転車に乗れない事が発覚。


Another 2001

主人公・比良塚想の助手役。3年前と同様に「ある年」だった為、今年の〈いないもの〉を引き受けた想に対して自身の経験を踏まえたアドヴァイスをおくる。

今作では〈人形の目〉ではない普通の義眼をはめ、眼帯を外した姿も見せている。

〈死の色〉を見る能力は失われていないが、そのような簡単な解決策を見逃すほど〈現象〉は甘くなかった……。



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Another 眼帯 オッドアイ

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