近鉄志摩線
1
きんてつしません
鳥羽駅と賢島駅を結ぶ近畿日本鉄道の鉄道路線。
三重県の志摩半島を走る路線で、沿線には志摩スペイン村などの観光地を抱えている。
名古屋・四日市・津などから鳥羽まではJR東海の関西本線、紀勢本線、参宮線などを経由して来ることもできるが、鳥羽から先は近鉄の独壇場である。
海沿いの路線だが、海が見えるのはごく僅かで大半は山間を走る。更にもともとがローカル私鉄として開業したために急勾配や急カーブがあり、特急であっても高速走行の可能な区間は非常に限られている。
かつて志摩電気鉄道が昭和4年に開業した路線であり、貨車輸送のため当初は参宮線と連絡していた。のちに三重交通・三重電気鉄道を経て近畿日本鉄道傘下となり、昭和45年に改軌昇圧により近鉄鳥羽線と連絡するようになった。
特急列車と普通列車、観光列車「つどい」のみの運行。志摩線各駅のソラリーには「急行」も用意されているが、シリーズ21を除く車両の方向幕に「急行|賢島」の表示はない。そのため臨時列車であっても急行の種別は使用しない。一方でシリーズ21による「急行|賢島」表示は可能だがまだ実現していない。
臨時列車で3両以上の車両が入線する場合は、ホーム有効長の関係から特急停車駅のみに停車する。
普通列車は通勤通学時間帯毎時2本・それ以外は毎時1本、特急列車はピーク時最大4本が運行される。
特急(近鉄特急)
大阪難波・京都・近鉄名古屋方面から賢島駅まで直通している。日中は大阪・名古屋発着が1時間あたり1本ずつの合計2本が運行され、朝と夕方には停車駅の少ない甲特急が加わって、最大片道あたり4本が運行される。
最大8両編成まで入線可能で、編成の向きを名阪特急基準としたために、編成の向きが大阪・京都発着便と名古屋発着便で逆になっている。
関連記事
親記事
子記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です