概要
際救助隊イギリス支部である、ワード邸の執事で、元は金庫破りだったがペネロープに逮捕され、刑期を終えて出所後更生してペネロープ・クレイトン=ワードの執事となった。普段は執事としての仕事のほかにワード邸専用ロールス・ロイス製高級車(FAB-1 他の呼ばれかたとして、スーパーロイスやペネロープ号とも)の運転手もしている。元々裏社会の人間だったので裏社会に詳しく、またヘアピン1本でどんな錠も開けることができる。しかもどういう訳か電子ロックまでヘアピンで開けてしまう凄い執事。
元犯罪者とはいえどイギリスの上流家庭に仕えているだけあって作法には厳しく、超音速旅客機ファイアフラッシュ号の接客が良くない事に不快感を抱いていたり、国際救助隊本部であるトレーシー邸では執事のキラノと給仕をめぐってもめ事になることもある。
また、30話でペネロープと共に常夏の町モンテビアンコの記念式典に向かった時には。滅多に雨は降らない町と油断して嵐でびしょ濡れになったり、フォークをうまく扱えずパスタに苦戦したり、ホテルの仮装舞踏会でド派手な衣装を身に着けたり、重大事故でパニックが起きるのを防ぐために自ら伯爵と嘘をつき、ビンゴ大会を催したりとお茶目な場面を見せてくれる。
FAB-1
様々な装備を持つピンク色の六輪高級車。ラジエータグリル内に格納された機関銃が有名。
他にもテールライト内に格納された機関銃・煙幕・銛、水上走行、レーダー、国際救助隊と連絡するための無線機(レーダースクリーン及びビデオ電話兼用)などボンドカーも真っ青の装備をしている。余談ではあるが、FAB-1のカーラジオはモトローラ社製である。