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日本テレネットの編集履歴

2014-02-23 16:06:55 バージョン

日本テレネット

にほんてれねっと

日本テレネットとは、かつて存在したゲーム会社。

概要

パソコン用ゲームソフトの開発を主要事業として1983年に設立された会社であり、後にウルフチームとして独立する開発チームが手がけた代表作「夢幻戦士ヴァリス」シリーズの大ヒット以降、ゲーム内にビジュアルシーンを積極的に取り入れたビジュアル重視の作風をお家芸として確立。

その後も数々の人気作を世に送り出す。


その後、90年代に入ってから在籍する開発チームの多くが独立して会社を離れていったことが大きく影響し業績が悪化していく。

その原因としては、元々は通信関連の企業として発足されたはずだったのが急な方針転換によりゲーム会社となったという経緯を持っているため、社長自身にゲーム開発事業に関する知識が欠如していたこと、そのために開発現場を無視した経営が常態化し開発環境の悪化が著しかったということが挙げられている。


結果として社内での開発力が低下し売り上げも低迷。


その挙句、2000年中頃になって、業績回復の打開策として看板作品の多くを次々と18禁ゲーム化するという暴挙(厳密には作品の版権をアダルトゲーム専門会社に売り渡し、開発されたものを自社販売していた)に及び、かねてからの経営不振に自ら追い討ちをかけることとなった。

(特に、健全かつ硬派なヒロイックファンタジーであった「夢幻戦士ヴァリス」シリーズの18禁リメイクは元開発スタッフや多くのファンを激怒させ、不買運動に発展するという騒動を巻き起こした)


経営不振解消のための苦肉の策だったとはいえ、原作の開発スタッフやファンの心情を真っ向から無視した末の暴走ともいえるこの行為が仇となり、大きな禍根を残したまま2007年にあえなく事業停止。倒産した。


なお現在、テレネット作品の版権の大半(およそ100以上)はサン電子が所有しており、

過去作品の多くが同社より配信されている。


主なゲームタイトル


関連会社


関連人物


外部リンク

『プロジェクトEGG!』によるサンソフトが権利を持つテレネット作品の一覧


関連タグ


※ちなみに、本記事で説明している元ゲーム会社とはまったく関係のないFAXサービスを主な業務とする「日本テレネット」と言う企業が実在する。

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