CV:雨宮天
人物像
火星に建国された国家「ヴァース帝国」皇女。
初代ヴァース皇帝レイレガリアの孫であり、過去の戦争で戦死した二代目皇帝ギルゼリアの娘。
地球人を「旧人類」と見下す国民が多い中で、地球人に偏見を持たず友好を結ぼうと考える平和主義者。
火星からの親善大使として地球を訪れるが、訪問先の日本でミサイルを使ったテロに巻き込まれた事が戦争再開の切欠となってしまう。
幸い、彼女は地球の重力に慣れなかった事から体調を崩しテロの場には代理の者を立たせた為に一命を取り留め、自身の生存を帝国へと伝える為に身分を隠し潜伏するが、戦時下に於いて地球と敵対する火星へコンタクトを取る事は難しく、その後、避難民の少女「セラム」として界塚伊奈帆達と行動を共にすることになる。
地球出身の少年スレイン・トロイヤードとは立場を越えて対等に接しており、地球降下直前に彼から地球に伝わるお守りとしてペンダントを受け取っていた他、彼を講師として地球に関する知識を学んでいた。
彼女の理念は一見したら理想主義者として捉えられるものの、自ら銃を取り、使える物は自身の立場すら切り札として利用するなど、和平の為には手段を選ばない一面が見られる。