フロムソフトウェア製のゲームに汚染された頭脳。
元来多くを語らず、プレイヤーの想像力に委ねるところが大きいのがフロムソフトの作風であるが…
フロム「さあ、よく土は耕した(世界観の構築をした)し、肥料(様々な設定)もたっぷり鋤き込んでおいたよ!」
ユーザー「それで、何を植えるんですか?」
フロム「畝は作っておいた(ゲーム本編の内容)から、(二次創)作物を作るのは君たちだよ!」
ユーザー「言葉は不要か……」
これに脳を汚染されて妄想を肥大化させた状態がフロム脳である。
概要
フロムソフトウェア作品は、NPCが最低限の事実のみを語るだけであり、
「詳細(事件の発端・理由・それに伴う人の感情)の考察は受け手に大きく委ねられる」というスタンスを取っているものが多い。
もちろんゲーム内でヒントと思われるものが散見されるが、公式からの返答は一切ない。
その為、突きつけられた事実と少ない要素を元に背景を考察するしかなく
作中で謎が一つ出てくるたびにプレイヤーは「これはどういう事だろう」と、頭を捻る事になる。
これがプレイ時間・プレイ作品数に応じて習慣化。適応し最終的には単純に設定が存在しないキャラクターにさえも、
ゲーム内の世界観や設定、要素を用いて理論的に考察するようになる。
これが、フロム脳の症状である。
なお、一番人気のシリーズがアーマード・コアである関係上
「フロム脳=AC系ネタのみを指す」
としているユーザーも多いが他の作品、始祖のキングスや最近になって人気を博したデモンズ以下ソウルシリーズはもちろんO・TO・GIやRUNEや九怨、エコーナイト等のマイナー作品にもフロム脳者は存在する。決して「フロム脳=AC系ネタのみ」という図式はなりたたない事を留意しておきたい。
一種の妄想癖に近いものがあるが想像が「作品にのみ」向かっている点で異なる。
所謂「中二病」ともまた趣が異なっている。