演:山下真司氏。
息子が幼いころからともに各地を旅してまわっていたらしく腕っ節は息子と同じかそれ以上
(実際に生身のパンチ一発でデーボモンスターを吹っ飛ばしたことすらある)。
現在は息子と別れ世界を放浪しているが時折彼の前へ姿を現し助言したりするなど
行動自体は多少ぶっ飛んだところこそあれ基本いい親父さんである。
賢神トリンとは以前からの友人だったらしく、彼の為に秘石を集め渡すなどのサポートもしていた。
各地を旅していたのはガーディアンズの秘石を集める為であり、最後の秘石を巡る戦いには彼自身が駆けつけ、ダイゴと共に最後の秘石を獲得した。
なお、その際には敵幹部の怒りの戦騎ドゴルドの一撃を負傷こそしたものの生身で受け止め、(ドゴルド自身も驚愕し、加えてドゴルドはある事情でパワーアップを果たしている)ダイゴと共にパンチでドゴルドを吹っ飛ばしている。
その正体は、大地の光を浴びた事で地球のメロディを聞き取れるようになった地球の王(ダイゴの事をイアン達他の初期メンが「キング」と呼んでも、トリンがそう呼べなかったのはそのためである)。それ以来、地球のメロディーをトリンやドクター・ウルシェードに伝えていったのだ。上述の超人的な能力が大地の光によるものかは謎であるが、ブレイブ42ではドゴルドに身体を支配されそうになるも、あっさり跳ね返してしまった。そこでトリンと再会した時は、「地球の真のメロディを見つける」という最後の大仕事に挑むと言って別れた。
ブレイブ45以降のネタバレ
しかしブレイブ45で、あろうことかデーボス軍に寝返った上にトリンを抹殺、さらにはトリンの残した装備を使ってキョウリュウシルバーに変身してしまった。しかし、ダンテツ曰く「トリンを自分に抹殺させたら、氷結城の闇時計を止めてほしい」という条件をデーボス軍と交わしており、またキョウリュウシルバーに変身する際も、「デーボスイン」ではなく通常通り「ブレイブイン」していた。
実はこれは、「トリンを正義の魂のまま『大地の闇』に送る事によって、『大地の闇』を完全に断ち切ってほしい」という「真の地球のメロディ」に触れたダンテツの隠れた真意だったのだ(後に鉄砕の発言で「予め打ち合わせていた=トリンに教えていた」事が明かされる)。最終決戦では、福井優子・津古内真也・弥生ウルシェードと共に、百面神官カオスやゾーリ魔退治に挑んだ。
「トッキュウジャーVSキョウリュウジャー」にも登場。変身後の姿(声のみ)での登場だったが、創造主デビウス撃退に加勢した。