概要
Che Guevara
異名 『赤いキリスト』
アルゼンチン生まれの共産主義革命戦士。(1928~1967)
本名はエルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ(Ernesto Rafael Guevara de la Serna)「チェ」はアルゼンチン語で「やぁ」を意味しており、ゲバラ自身が「やぁ(チェ)。エルネスト・ゲバラだ。」と挨拶する為に、キューバ人達が「チェ」の発音を面白がって愛称としてそう呼ぶ様になった。
【略歴
1928年、アルゼンチンに誕生。
1948年、ブエノスアイレス大学医学部に入学。1953年に医師免許を取得。
1959年、キューバ革命に参加して、カストロ政権で要職を務める。
1967年、ボリビアの革命運動の際、政府軍に捕らえられて銃殺された。
【赤いキリスト的革命戦士】
ゲバラの肖像写真は、反体制の象徴と建国の英雄の一人としてばかりではなく、世界中でも『赤いキリスト』として大いにカリスマ的崇拝を集めた。1960年代後半に流行し、現在の南米でも、アメリカ合衆国からの独立という理想を追い求めたカリスマとして敬愛の対象となっており、彼の姿をあちこちで見ることができる。南北アメリカ大陸以外の地域では政治的な意味合いは薄く、ファッションのデザインの一つとして利用されることが多い。