小説の霧隠才蔵
霧隠 才蔵(きりがくれ さいぞう)は、「霧隠鹿右衛門を元にした架空の忍者」とされる。
伊賀忍者の頭領・百地三太夫の弟子とされている。立川文庫の55冊目に『真田三勇士忍術名人 霧隠才蔵』の巻があり、その中でキャラクターが構成されたと考えられている。真田十勇士では猿飛佐助に次いで人気があり、主役を務めることもある。
『BRAVE10』の霧隠才蔵
本作の主人公。19歳、身長:178cm、体重:66kg、B型。
伊賀の里出身の伊賀忍者。摩利支天の異名持を持つ忍で、暗殺を生業としてきた。追っ手から逃走してきた伊佐那海と出会って、彼女を助けることとなり、上田城に送り届けた後、紆余曲折を経て、真田十勇士の1人となる。主従の信頼関係に不信感を抱いており、仕えている主がいない。武器は巨大クナイ(摩利包丁)であり、術を使うときはよく「オン マリシエイ ソワカ」と真言を唱える。甲賀忍者が嫌いで、当初は佐助を毛嫌いしていた。アナスタシアとは同郷の幼馴染。作者にはニートと呼ばれている。彼の認識では、30歳以上はオッサンらしい。
10の根源の力のうち、光に相当する。
技
- 奥義 天唾返し(てんだがえし)
飛んできた飛び道具に対して、目の前で停止させ、向きを変更して相手に向けて跳ね返す奥義。
- 瞬光(しゅんこう)
稲妻のごとくジグザグに高速で移動しながら斬撃を繰り出す。
- 忍法 五月雨(さみだれ)
見えない手裏剣を投げて攻撃をする忍法。 すべて叩き落とせばいいという理由であっさりと破られてしまう。
- 伊賀流投術 光陰(こういん)
- 一閃(いっせん)
- 忍法霧隠式 陽炎斬(ようえんざん)
刀で対象を上から一閃して切り裂く。
- 忍法 隼落とし(はやぶさおとし)
刀による斬撃と共に衝撃波のようなものを飛ばす忍法。
- 忍法霧隠式 砕氷斬(さいひょうざん)
霧隠式忍法で、氷を 砕く斬撃を繰り出す。