QuinRose

くいんろぜ

株式会社アートムーヴの乙女ゲームブランド。2015年に消滅。

概要

外国の童話や古典文学をベースにした世界観創りを主にし、主人公を筆頭に登場人物は皆癖が強く我が強いのが特徴。

スチルの多さとOPムービーのクオリティー、癖のあるシナリオに定評がある（以前は致命的バグも大量にあったが現在は改善されている）も、独特の文体と個性的な絵柄、乙女ゲームらしからぬ主人公の性格によってユーザーの好き嫌いが激しく人を選びやすい。その分一度ハマると抜けられない中毒性を持つ。

最近はシナリオとイラストがマイルドになっている反面際どい描写が増加しており、2013年発売のソフト11本中9本が17歳以上推奨のCERO：D（残り2本は15歳以上のCERO：C）に指定されている。以降リメイク版も軒並みD指定となっているため購入の際はご注意を。

世界観がオリジナルの作品は「QuinRose」、童話等の原典がある作品は「QuinRose UnderGarden」とレーベル分けされている。開発スタッフは変わらない。

有名シリーズは『大陸シリーズ』と『アリスシリーズ』。

特に『ハートの国のアリス』は2011年に劇場版アニメが、2014年にミュージカルが公開された。

漫画・小説・ドラマCD展開は多くもキャラグッズは少なかったが、最近はアリスシリーズのコラボスイーツカフェを始め非常に積極的だった。

2015年9月に会社・アートムーヴの倒産疑惑が発生。直後の数ヶ月間サイト・Twitter共に音沙汰が無かったが、年末、正式に事業停止が告知された。