概要
哺乳綱・齧歯目(げっしもく)カピバラ科に属する。南米に生息するげっ歯類の一種。
大きな個体では鼻先から尻までの長さが1メートルを超える、世界最大のネズミの仲間。植物食で性質は非常におとなしい。ほぼ水中で生活している。で南方の生物なので、ある動物園では冬季にカピバラ舎へ温水を引き、「風呂」へ入れている。
名前は南米の先住民族の言葉で「草原の主」を意味する。
ゆったりした動作と眠そうな目つきが「可愛い」と評判を呼び、近年人気が高まっている。
ふくらはぎの付け根の辺りをもふもふすると、ヘブン状態になってひっくり返る。
ダーウィンによれば、南米にいる野生のカピバラは、人間の近くまで来るそうである。なお近づこうとすると「犬の鳴き声のような声を立て(息を切らしているらしい)」逃げるそうである。
その当時、南米のカトリック教徒は、哺乳類に関するタブーがある、キリスト教的な精進料理の際はこれを魚だと言い張って食べた。
一応90万円くらいで買える。植物ならなんでも食べる、主に稗が好き、「近づくなどのアクションがあった際にクリック音がするものを鳴らしていいエサを与える」と覚えるのでクリック音で来させたり水へ入らせたりが可能、の他、水槽というかプールが必要、柵から出るとけっこう足が速いのでなかなか追いつけない、などのデメリットもある。
また、石垣島では野良カピバラによるイネの食害がある。
「カピバラさん」等、カピバラをモティーフにしたキャラクターも考案されている。