概要
ラテン語の格言の一つであり、出典には諸説あるが、一般的には4世紀頃の古代ローマ帝国の軍事学者であるフラウィウス・ウェゲティウス・レナトゥス(Flavius Vegetius Renatus)のものとされている。
「敵に攻撃される可能性の少ない強い社会」を意味し、軍事行動において準備を万全にしておくことの重要性を強調し、単なる偶然や数の優勢に頼ることを戒めた一節であり、
「したがって、平和を願う者は、戦争の準備をせねばならない。勝利を望む者は、兵士を厳しく訓練しなければならない。結果を出したい者は、技量に依って戦うべきであり、偶然に依って戦うべきではない」
と続いている。