概要
俗に眇(すがめ)、ひんがら目(ひんがらめ)、藪睨み(やぶにらみ)、ガチャ目、ロンパリ、寄り目と言う。
眇は、片目が細い、あるいは潰れているさまを表すこともある。
ひんがら目は「僻目(ひがらめ。僻眼とも)」が転訛した語。
またロンパリは、一方の目でロンドンを見つつもう一方の目でパリを見ているさまに喩えた語であるとされるが、「ロンドンとパリくらい離れている」が原意である。
ただしこれらの語は生まれついての身体障碍を悪く言う言葉であるため、差別用語とされることがある。
症状
左右どちらの眼で見ているのか自覚できる場合がある。
片眼しか見えない訳ではなく常に両眼が見えているのだが「見ている」眼と「見えている」眼とに意識的に切り替える事が出来る。
それにより遠方と近方を左右で使い分ける習慣が身についた場合、左右の視力差が大きくなる事もある。
原因は先天的なものをはじめ、事故や病気、成長の過程で歪むタイプなど様々。
外斜視の場合は気味悪がられることが多いため、やはり人間関係で支障をきたすことがある。
現在の技術では矯正は難しくなく、眼科で治療を行うことが多い。
一方、内斜視の場合は黒目が大きく見えるため、人によっては可愛く見える場合が多く、
内斜視に関するフェチも存在するほど。
斜視の人物
実在の人物
架空のキャラクター
- セコムマサダ先生(ゆめにっき)
- ゾーリン・ブリッツ中尉(HELLSING)
- ダーピーフーヴス(マイリトルポニー)
- 陳宮(蒼天航路)
- ナッティー(ハッピーツリーフレンズ)
- レミー(コクッパ)
- 十四松(おそ松さん)(※普段は普通だがたまになる)