テイルズオブイノセンス(Tales of Innocence) は、バンダイナムコゲームスから2007年12月6日に発売されたニンテンドーDS用のコンピュータRPGソフト。
テンペスト(もっともTOTはエスコートタイトルだが)に続いて、DS二作目のテイルズオブシリーズ。
固有ジャンル名は「想いを繋ぐRPG」。
テイルズオブシリーズ初、CEROレーティングがBだったソフト。
pixivでは、主に略称であるTOIタグがつけられることが多い。
ストーリー
世界は騒乱の真っ只中にあった。「王都レグヌム」と「西の国ガラム」との間では戦争が勃発し、戦争により大地は荒れ果て、戦争孤児や食料不足などが深刻化していた。
そんな中、世界に「異能者」と呼ばれる超人的な力を持つ者が現れ始めた。その力は強大すぎるため忌むべきものとし、王都レグヌムでは「異能者捕縛適応法」と呼ばれる法案が施行された。この法律により、レグヌムを中心に異能者狩りが始まった。
この事態に「アルカ教団」という組織が立ち上がる。アルカ教団は、異能者らを保護する団体を名乗り、世界各地で信者を獲得していった。
異能者の存在により、さらに混乱する世界。そして商家の一人息子、「ルカ・ミルダ」は自らの中の異能の力を呼び覚ましてしまう。
キャラクター
詳細は各タグを参照。
ルカ・ミルダ…本作の主人公。前世はセンサスの将軍「アスラ」。得意属性は火。
イリア・アニーミ…本作のヒロイン。前世は豊穣の女神「イナンナ」。得意属性は水。
スパーダ・ベルフォルマ…不良だが、義に厚い青年。前世は意志を持つ剣「デュランダル」。得意属性は風。
パーティキャラクターで唯一、回復天術を習得しない。
リカルド・ソルダート…凄腕の傭兵。前世はラティオの戦士「ヒュプノス」。得意属性は地と闇。
アンジュ・セレーナ…癒しの力を持つ聖女。前世はラティオの軍師「オリフィエル」。得意属性は光。
聖女と言いつつも、スペックはTOWRMで言うところの盗賊で、ローバーアイテムを習得する。
エルマーナ・ラルモ…愛称エル。最年少ながらも面倒見のいい少女。前世はアスラの育ての親「ヴリトラ」。
雷以外の属性の上級天術が使える。
ハスタ…本作のボスキャラクターの一人。個性的な喋りと性格から人気を博している…らしい。