概要
バグパイプ(Bagpipe)とは、木管楽器の一種である。
大きな袋に、吹き口、チャンターと呼ばれる演奏管、ドローンと呼ばれる通奏管を取り付けた楽器。
袋(バッグ)に複数の管(パイプ)が取り付けてあるので「バグパイプ(Bagpipes)」という名前がついている。
ユーラシア大陸西部や周辺の島々に広く見られる。
イギリスのスコットランドのものが有名であるが、アイルランド、イベリア半島、バルカン半島、ペルシアなどにも分布している。
構造
- 袋 - 空気をためておくためのもの。音を途中で絶えさせずに鳴らし続ける事ができる。
- 吹き口 - 口を付けて吹く部分。
- チャンター - 音階を演奏するための管。リコーダーのように指穴が空いてて、そこを押さえて音程を変える。末端は開いているので、全ての指穴を塞いでも音は止まらないで出る。
- ドローン - 和音を出すための管。チャンターとは異なり、指で押さえて音を変えるための穴はない。
同様の仕組みの楽器
溜めた空気を利用して音を出す楽器。
関連イラスト
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