カチュア・パウエルは、ゲーム『タクティクスオウガ』の登場人物である。
弟にデニム、父にプランシーを持つ。ゲーム中盤までは回復役のNPCとして活躍する。
ドS、薄幸、強度のブラコン、おまけに王女様という複数の設定がブチ込まれているためか、
実に個性的な性格の持ち主であり、物語のキーパーソンとして揺るぎない存在感を発揮する。
ゲームをプレイすれば彼女のエキセントリックな言動を存分に堪能することができるだろう。
カチュアの本名
カチュアの本当の名はベルサリア・オヴェリス。彼女は亡きドルガルア王の忘れ形見であるのだが、
その事実を知る者はごく少数の人物に限られていた。(カチュア自身も知らなかった)
ドルガルア王の後継者であるカチュアの存在が秘匿された事により、王の死後、いったんは
統一されていたヴァレリア島では内乱が勃発し、ゲーム冒頭の状況へと繋がっていく。
小ネタ
1)NPCとして登場している間は、HPが0になると「ごめんなさい、デニム。避難させてもらうわね」
という台詞ののち、転移石を使って撤退する。
2)祝福の聖石を装備した状態でHPが0になると特別な台詞を見ることができる。
3)バーニシア城城内戦の勝利条件は "敵リーダー(ランスロット・タルタロス)を倒せ!” だが、
カチュアがマップ上に現れている場合、彼女のHPを0にすることでランスロット・タルタロスを
倒さずにクリアすることが可能。(あまりお勧めはできないが・・・)