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十波由真の編集履歴

2011-01-22 21:32:45 バージョン

十波由真

君がくれた言葉を 素直に喜べずに 強がってたこともある

だけど となりにいると 本当の私でいられる そんな気がしてたよ


性格やシナリオを端的に表した歌詞である。


概要

主人公の同級生で隣のクラスに在籍。

親友小牧愛佳とは中学時代からの付き合い。

TVアニメ版では、書庫の整理を手伝っている描写も見られた。


愛車のMTBで通学する活発な女の子。

ひょんなことから主人公に対して逆恨みを抱き、事あるごとに主人公に対決を挑むが敗れてしまう

(或いは勝手に負けたと思い込んでしまう)。

その時の去り際のキメ台詞(?)は

「これで勝ったと思うなよ〜〜〜!」


主人公に攻撃的な態度をとる一方、

アニメ版では落ち込んでいる主人公を、「さっさと復活しなさいよ」と不器用ながらも励まそうとするといったシーンも見られた。

また、愛佳シナリオ終盤で愛佳の誕生日を貴明に教えるシーンがあり、疑う貴明に「愛佳が傷つくような嘘は言わない」と言ってることから、2人の関係を認める節が見られた(逆に愛佳からは、由真シナリオの終盤冷戦状態であった時、仲直りさせようとしたのかお節介を焼かれるシーンがあった)。


主人公からぬいぐるみをプレゼントされた時は、主人公に見えない(と由真が思っている)ところで大切そうに抱きしめたりといった少女らしい一面も。やたらと勝負を挑んで来るのも、実は別の意図があることが、最終日に分かる。

この辺の性格を、担当声優の生天目仁美「ばかわいい」と評していた。


本名は長瀬由真(ながせ ゆま)だが、主人公にはとっさに叔母の名字を名乗ってしまう。(分家筋の名字ではあるらしい)

ToHeart2世界における「長瀬」は、名家「来栖川」に仕える一族とされ、一族の何人かは執事として働いている(他は画家をやってたり技術者をやっていたり 長瀬の中で執事をやってる割合は不明)。


将来の夢

将来の夢は「可愛いお嫁さん」

具体的な職業としては、祖父のダニエル(長瀬源蔵)から家業の執事を継ぐよう薦められており、本人も悪くは思っていない。幼少期は「ダニエルになる~~」と積極的。また、TVアニメや御形屋はるかによる漫画版では、執事になる為の習い事をしている描写もあった。

しかし、将来については「ダニエル以外に道があるのではないか」と漠然とした不安を感じており、「ダニエルにはならない」と言いだしてしまう。


PS2版とXRATEDの差異

(以下ネタバレ要素を含みます)


どうしてこうなったのかは不明だが、終盤の展開が大きく異なっている。


まず仲直りの仕方。

PS2版では、赤の他人と接するように振る舞う由真に対し、主人公は「家業継ぐの?」と語りかけ、将来の不安解消や仲直りの糸口を地道に探していく。

一方XRATEDで何をやっていたかと言うと、転んだあとに、無理やりブルマをずり下ろす、とかいきなり犯罪行為、いやそれ以前にフラグが修復不能になりそうなことをやっていた。しかも、由真の将来とかについてはほとんど話題にしていない。

本当に同じ主人公なのかと思ったユーザーもいたようだ。


将来の不安についても、PS2版では「これからも一緒に考えていこう」となるのに対し、XRATEDでは降って湧いたように「歌手になりたい」と言い出して何の抵抗もなくエンディング。

祖父が「思いつきのような夢を一生追い求められるのか」と話していた中盤の話が完全にどっか行っている。


「十波」と「長瀬」どちらが本当の由真かという問いに対する主人公の答えも、PS2版では「どっちも」と答えてるのに対し、XRATEDでは「十波」だけが本当と答えている。

愛佳と仲良くしていた方の由真を否定してしまっていいのだろうか。


また、XRATEDでは上品に微笑むシーンが跡形もなく消えている。


後のOVAや続編ADでもそうだが、XRATED以降は「単なるツンデレとして登場することが多い。


ADでの不遇

「十波」と呼ぶことも呼ばれることもなく、貴明からは由真、他「長瀬さん(ささら)」「長瀬先輩(郁乃)」と呼ばれている。

また、ADの設定ではすべてのキャラが貴明と知り合っていて、誰ともEDをむかえていないという状態で、この時の由真の進路がどうかは描かれていない。


ミルファシナリオにおいて、

大事にしていたMTBを破壊された上に「そういう運命だった」と言われる。

シチュエーションを考えても、由真の自転車である必要もなく(主人公が自分の使った方がたぶん自然)、わざわざグチャグチャに壊れる必要もなく(主人公がほぼ無傷なら自転車も無事じゃダメなのか)、妙な言い回しを使わず「ごめん」の一言で良かった…


郁乃シナリオにも出番があるが、こちらも取って付けた感が否めない


ちゃるシナリオではうってかわって、前作のように激しく貴明に敵意を燃やす場面があるが、貴明にはことごとく無視されるやはり不遇ネタ扱いであった。また十波由真の時の代名詞「これで勝ったと思うなよ」を雄二に使われ「それ私の台詞ー」と泣き叫ぶシーンがある。

「これで勝ったと思うなよ」が他のキャラ(雄二以外にもまーりゃん先輩も使用)でも使われていて、それが由真の持ちネタであるということは、貴明がパクリだと言ったことなどからも、貴明以外の周囲にも認識されているのは確かである。


先述の自転車破壊では由真本人がキメ台詞を使うが、別に勝負を仕掛けているわけでもなく、パクリと合わせて「キメ台詞の濫用」と、快く思わなかった由真ファンもいたようだ。

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