日向師匠とは、DMM.comのオンラインSLG『艦隊これくしょん』のキャラクター、戦艦娘の日向の二次創作でのキャラ付けの一つである。
概説
やたらと航空戦艦推しをする、また何かと最上の面倒を見たがる日向のこと。
日向は戦艦から航空戦艦へと艦種が変わる艦娘であり、航空戦力に対する言及のある艦娘の1人である。
他にも改装することで航空戦力を獲得する艦娘は少なくないが、日向の場合改装後のボイスの変化に特にインパクトがある。
まず戦艦として着任している間は素っ気ない態度で通しており、泰然とした振る舞いもあってクールな武人といったイメージが強い。
ところが航空戦艦になると、途端に航空戦艦推しが始まり、言動も以前に比べて柔和になる。
ただそれと同時に、戦艦時代は「伊勢型二番艦、日向よ。一応覚えておいて。」などと、割と女らしいしゃべり方もちらほらしていたのが、航空戦艦への改装後はそうした女性っぽいしゃべり方が鳴りを潜め、完全に長門や武蔵たちと同じような男っぽい口調になる。
「単なる戦艦の時代は終わったな」
「そうだ、艦載機を放って突撃、これだ……!」
「まさかの航空戦艦の時代か?」
「修理しても、SH60K(ロクマル)は積めないぞ」
「VLS? いや、そんな武装は知らんぞ」
……などなど、ガンガン航空戦艦推ししてくるうえに、現代の自衛隊などの航空戦力の知識にまで首を突っ込んでいたりする。
ケッコンカッコカリのボイスでも提督と朝まで酒を交えて航空戦艦の魅力を語ろうとするなど、その推しっぷりは他の航空戦力好きの艦娘と比しても群を抜いている。
そしてMVPを獲ると何故か最上を気にしだす。
ここから最上の航空戦力に対する偏愛とも取れるセリフの助けもあり、日向が最上の面倒を看ており、航空戦力に関する教授も行っているというようなイメージが発生した。
こうした「泰然としつつも妙に愛嬌があり面倒見も良い大物な雰囲気」が、お笑い芸人の大先輩達を意味する『師匠』のイメージに合致し、定着していった模様。
今日も今日とて、日向師匠は航空火力艦の魅力を広めるべく、艦載機を放って突撃するのだった…
実際のところは……
史実で日向と最上の間に特に際立ったエピソードはない。
史実で最上と縁が深いのは、同じ航空戦艦でも西村艦隊のメンバーである扶桑姉妹だったりする。
共通点があるとするなら、共に絵師がしばふ氏の航空火力艦という点だろうか。
2016年4月1日の期間限定ボイスにて、最上改に日向に言及するボイスが実装された。日向をお花見に誘おうとする内容で、日向と最上の間の親交を感じさせる内容。
まだ日向本人の時報ボイスをはじめとした各種ボイスの更新や、改二での変化を残しているため、今後の動向に注目したい。
加速する瑞雲LOVE
また14年クリスマス以降は期間限定ボイスの常連になっているが、その際の台詞がなぜかやたらと艦載機である瑞雲を気にするものが続いた。
- 2014年クリスマス
- 2014年年末
- うん、そろそろ大掃除をしないとな。格納庫の瑞雲も…よく磨いてやらんとな。
- 2015年バレンタインデー
- そうか、ヴァレンタインというやつだな。仕方無い、特別な瑞雲をやろう。ほら。
- 2015梅雨シーズン
- この季節はよく雨が降るな…。瑞雲の運用に、支障が出るのはあまり好ましくないが…。
しかも航空戦艦になってから活躍を気に入ったのかと思いきや、これらの台詞は大抵改造前でも言ってくる。あんた戦艦時代のデフォだと毛ほども関心なかったはずだろ。
おかげで日向師匠は航空戦艦推しのみならず、瑞雲推しキャラとしても定着しつつある。というか定着した。
近頃は海外の戦艦や水上機母艦にまで国境を越え瑞雲の魅力を布教しているらしき描写がある。
師匠、あなたは一体何を目指しているんだ……
日向師匠の生態
関連タグ
ひゅうばり …… ポン氏による夕張と日向師匠の交流を描いた漫画
SUMOU教導艦日向 …… 恐らく師匠から外れた得体のしれない何か