フロムソフトウェア製のゲームに汚染された脳味噌。
元来、多くを語らず、プレイヤーの想像力に委ねるところが大きいのがフロムソフトの作風であるが、
これに脳を汚染されて妄想を肥大化させた脳のことである。
概要
フロムソフトウェア作品は、NPCが最低限の事実のみを語るだけであり、
詳細(事件の発端・理由・それに伴う人の感情)の考察は受け手に大きく委ねられる、
というスタンスを取っているものが多い。
もちろん、ゲーム内でヒントと思われるものが散見されるが、公式からの返答は一切ない。
その為、突きつけられた事実と少ない要素を元に背景を考察するしかなく、
作中で謎が一つ出てくるたびに、
プレイヤーは「これはどういう事だろう」と、頭を捻る事になる。
これがプレイ時間、プレイ作品数に応じて習慣化、適応し、
最終的には、単純に設定が存在しないキャラクターにさえも、
ゲーム内の世界観や設定、要素を用いて理論的に考察するようになる。
これが、フロム脳の症状である。
一種の妄想癖に近いものがあるが、
想像が「作品にのみ」向かっている点で異なる。
所謂「中二病」ともまた趣が異なっている。