概要
日本ではプディング=カスタードプディングでデザートのプリンという印象があるが、語源は腫れ物で、元々は腫物に似たソーセージの一種を指す。それが今日の多様な蒸し料理のジャンルを指すようになり、後にゼラチンやコーンスターチで固めるタイプの料理もその形状からプディングと呼ばれるようになった。
またイギリスでは、「本日のプディング」のようにデザートの同義語としても用いる。
種類
- ヨークシャープディング…シュークリームの皮に似ており、ローストビーフ等肉料理のつけあわせとしてよく用いられ、中に肉汁やソースを入れて食べる。
- クリスマスプディング…クリスマスケーキの一種。パウンドケーキに近い。
- サマープディング…深いボウルの中に薄切りにした食パンを夏の果物や果汁と一緒に重ねて作る。平賀=キートン・太一の思い出の味。
- ブラックプディング…いわゆるブラッドソーセージ。豚の血に、茹でた脂身、小麦粉、オートミール、ニンニク等を混ぜて腸詰にしたもの。
- ホワイトプディング…ブラックプディングの豚の血が入っていないタイプ。
- ライスプディング…米をミルクで煮た料理。ミルク粥。