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M93Rの編集履歴

2018-01-18 00:26:11 バージョン

M93R

えむないんすりーあーる

ベレッタM92を元に開発したマシンピストル。

ベレッタ社がイタリア政府の要望からベレッタM92を元に開発したマシンピストル。


生まれ

同社のM1951とM1951RがそうであるようにM92のマシンピストル版になり構造を同じくする部分も多いが、単発・3連バースト切り替え式のためスライド・シャーシなども形状が異なり、大部分は専用の部品で構成されている。

このためか「M92○○」とはならず「M93R」と別のナンバーが振られている


(現行のM92Fなどとはセフティ配置も違うが、最初期型の「M92」はシャーシ側にセフティがあった。M92完成の2年後に開発されたM93Rがそちらに準じるのは当然である。)


機能と活躍

フレームにフォアグリップを備え、フルオート射撃ではなく自動的に3連射にとどめるバースト機構によって安定した射撃が出来る。さらにオプションとして折りたたみストックをグリップに装着することも出来た。

装弾数は標準仕様のロングマガジンで20+1発、M92用の15発マガジンも使用できる。


拳銃では珍しかった3点バースト射撃、マズルポートから吹く派手なマズルファイアがあり、スクリーンでは人気があった。

現在は製造が終了したこともあって、後発のグロック18にその座を奪われているが、その独特な外見からか時々登場している。

また「ロボコップ」の拳銃はこれを改造した物であるが、3やドラマ版に登場したものは発砲シーンのみM92Fをフルオート化したものがベースとなっている。(映画「シン・シティ」にも登場しているが、発砲シーンが無いにもかかわらずM92Fベースのものが登場している)


この銃の名誉のために言っておけば、3連バースト機構はフルオートよりも複雑で、命中精度が劣り装弾数を少なくせざるを得ないマシンピストルにおいて非常に有用な機構である。


噂では某国皇居警備隊にこれが配備されているとか。


遊戯銃として

トイガン業界においてはKSC(かつてはMGCの傘下であった)の看板モデルである。

初期のM93Rでは実銃どおり単射と3点バーストのみだが、裏技的機能としてセレクターを単発とバーストの中間位置にすることでフルオート射撃が可能となる。

さらに後のモデルではフルオートポジションが正式に設定され、モデルによっては3点バーストをオプションパーツによる追加機能としてフルオートを標準としているものもある。(なおバーストメカは諸事情によりトイガン独自に再現されたものであり、実銃でもフルオート射撃が可能かは定かではない)

現在、KSCのM93Rは違うブローバックエンジンを積んだ二つの仕様が並列販売されているが、同仕様のブローバックエンジンを持つ機種同士ならM9(M92F)とのマガジンの共用が可能となっている。

ロボコップに登場した仕様であるオート9も販売されており、バーストをフルオートに見せている映画と違いフルオート射撃が可能。

モデルガンとしても販売されており、マズルのポートのデザインが違う1stと2nd、マガジン形状の違うプロトモデルの3種が販売されている。

発火用カート仕様だが別売品の部品を使用することでファイアリングピン保護機能の付いたダミーカートが使用可能となっている。

東京マルイからは電動ハンドガンとして販売されており、フルオート/セミオートが可能。

残念ながらグリップ内にメカボックスを組み込んでいる都合でマガジンがリアル形状ではない、ブローバックしないなどの欠点があるが、実用性は十分である。

MGCからはマガジンをグリップ内に収めた状態で折り畳み可能なオリジナル仕様のストックが発売されており、これをモチーフとしたリトル・コップのストックは分解によりアーチェリーとなる等のギミックを備えたものとなっていた。

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