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阪神ファンの編集履歴

2018-10-05 20:54:19 バージョン

阪神ファン

はんしんふぁん

阪神タイガースのファン

解説

阪神タイガース応援する人、愛好家を指す。

本拠地である関西(近畿圏)を中心に熱狂的なファンが多い。

また、近畿圏以外でもアンチ巨人から阪神ファンになる者も多い。


応援スタイル

  • 六甲おろし:『阪神タイガースの歌』の通称。阪神ファンは試合前、選手がタイムリーやホームランを放った時、阪神タイガースの勝利が決まった時に歌う。ホームゲームでの場合はヒーローインタビューの後にレコード・CDを使った演奏に合わせて歌う。
  • ヒッティングマーチ:レギュラークラスの選手に1人1曲ずつヒッティングマーチが作られ、打席に立つとその選手のヒッティングマーチが合唱される。控え選手、ま新しい選手には「ヒッティングマーチ2番」、投手には「ヒッティングマーチ1番」を使用する。
  • ジェット風船:7回の攻撃前、阪神タイガースの勝利が決まった時に打ち上げられる。ホームではファンファーレ、ビジターでは「六甲おろし」の後に打ち上げ。
  • あと1人、あと1球コール:9回(表・裏)、もしくはビジター(裏のみ)においての延長回のそれぞれで、阪神がリードしていて決着がつく可能性がある場合に行われる。2アウトの時に「あと1人」コールが行われ、2アウトで2ストライクになると「あと1球」コールに変わる。

応援団・ファンクラブ

「阪神タイガース応援団」が阪神タイガースの中で鳴り物応援を行う唯一の応援団である。2003年に球団公式ファンクラブが開設。

2003年までは「阪神タイガース応援団」の前身である「阪神タイガース私設応援団」のほかに、「中虎連合会」という団体と、阪神甲子園球場のレフトスタンド応援団の「守虎連合会」で応援を統率していたが、2005年に中虎連合会の会長がヒッティングマーチに関する著作権法違反容疑で逮捕、さらに守虎連合会の会長も暴力事件で逮捕されたため、「阪神タイガース応援団」のみとなった。


ファンの問題行動

新聞報道にあるように、阪神ファンの熱狂的な応援が高じて問題を起こして逮捕されるファンが多い。


どの球団にも少なからずいるしもちろん礼儀正しい阪神ファンも多い

ただ、阪神ファンはその中でも特に悪質とされ、セ・リーグ公式試合の行われる各都道府県では阪神戦の開催日は重点的に警備しているとさえ言われる。


2002年、デビッド・ベッカム来日の際、ゲストとして『めちゃめちゃイケてるッ!』に出演、大阪でのロケの際、ベッカムに道端で酒盛りする阪神ファンの醜態を目撃されてしまう。その際、MCであるナインティナイン岡村隆史はベッカムの「あれは何?」という問いかけに対して「ジャパニーズ・フーリガンと答えている。道端で酒盛りを行うと往来妨害罪と都道府県の迷惑防止条例違反となる

ちなみに岡村は隠れ巨人ファンである。他にも、阪神ファンの悪行に嫌気が差して同じ地元であるオリックスバファローズや、巨人には馴染めないという理由から東京ヤクルトスワローズに鞍替えする関西人も多い。


1980年代以前

  • 1954年7月25日、大阪の難波にあった大阪スタヂアムで行われた対中日ドラゴンズ戦で、捕球判定、藤村富美男の退場処分をめぐって阪神と審判団がもめ、阪神ファンがグラウンドに乱入した。2度の乱入で没収試合となり、阪神と審判団が処分を受けた。
  • 1973年10月22日、阪神甲子園球場での対読売ジャイアンツ最終戦。勝った方が優勝。阪神は0対9で大敗し、巨人のV9を許した。これに腹を立てた阪神ファン1500人ほどが暴徒と化し、一塁スタンドやアルプススタンドからグラウンドへなだれ込んだ。巨人の一塁手王貞治が殴られてベンチ前で倒れ、捕手森雅彦もキャッチャーマスクを盗られた。また暴徒は、朝日放送と読売テレビの放送席を襲い、読売テレビのカメラやVTR機材を破壊した。甲子園警察署によると、読売テレビは約1000万円の損害を被ったという。この影響で巨人の胴上げが行われなくなり、兵庫県警の機動隊員や甲子園署員約180人が駆けつける事態になった。
  • 1985年10月16日に阪神がセ・リーグ優勝を決めた際、多くの阪神ファンが戎橋から道頓堀川に飛び込んだ。また一部のファンがケンタッキーフライドチキン道頓堀店からカーネル・サンダースの人形をランディ・バースに見立てて胴上げし、道頓堀川へ投げ込んだ。カーネル・サンダースの人形が2009年3月10日に上半身が、翌11日に下半身と右手が発見され、救出された。この事件以後、阪神は「万年最下位」と言われるほど長く低迷したため、阪神ファンはこれを「カーネル・サンダースの呪い」と呼び、恐れおののく結果となった。

1990年代

  • 1992年9月11日の対ヤクルトスワローズ戦(甲子園)で、八木裕が放った打球が一度ホームランと判定されたが、エンタイトルツーベースに覆された。これに腹を立てた阪神ファン数人がグラウンドに乱入し逮捕された。
  • 1995年6月20日、横浜スタジアムで行われた横浜ベイスターズ対阪神戦。4対3でリードされた9回ノーアウトから新庄剛志が左中間へ球を放ったが、一部の観客の旗に包まれてグラウンドに落下した。審判団は協議の末、公認野球規則3.16(妨害と同時にボールデッド。審判員は妨害がなければどのような状態になったか判判定する旨)に従いエンタイトルツーベースと判定するが、ホームランと判定されなかったことに激怒したファン数人がグラウンドに入り、スタンドからメガホン、ゴミ、太鼓などが投げ捨てられた。ヒートアップしたスタンドでは両チームのファンがつかみ合いの喧嘩をした。試合は8分間中断。

2000年代

  • 2001年3月30日、開幕戦の読売ジャイアンツ対阪神戦が東京ドームで行われ、阪神が3対17と記録的な大敗を喫した。最後の打者がレフトにフライを打ち上げると同時に捕球態勢に入った清水隆行に、レフトスタンドの阪神ファンがメガホンを投げ入れた。
  • 2003年6月11日、岐阜県長良川球場で行われた中日ドラゴンズ対阪神戦で、阪神が7対2で勝利。試合終了後、グラウンドに入った阪神ファンと中日ファンが乱闘、その際に催涙スプレーが噴射され、53人の観客が目や喉の痛みで治療を受け、そのうち31人が救急搬送、7人が入院することになった。岐阜北警察署が捜査したものの事件は解決されていない。この一件に対し山田久志(当時の中日監督)、星野仙一(当時の阪神監督)、片岡篤史、赤星憲広、桧山進次郎などが非難するコメントを発表した。中日は2013年まで阪神との地方球場での試合を行わず、阪神甲子園球場には乱入防止ネットが設置された。
  • 2003年7月29日、それまで16連勝と好調だった横浜ベイスターズ戦が阪神甲子園球場で行われたが、阪神は敗れた。9回裏、藤本敦士が放った3アウト目となるレフトへのファウルフライに対し、スライディングキャッチした多村仁志めがけて一部の阪神ファンがメガホンを投げつけた。多村は「本当に危ない」とコメントし、星野仙一監督は「こんなことをやったら甲子園で胴上げはやらん!」と激怒した。
  • 阪神が4連敗を喫した2005年の日本シリーズでは、「千葉ロッテマリーンズのファンと口をきいた」との理由でそのファンに暴行を加え逮捕される事件が発生。他にも10人以上の阪神ファンが暴行罪もしくは器物損壊罪で逮捕されている。

問題行動に対し

このような問題行動に対し、甲子園球場への缶・びん類持ち込み禁止チェック、立ち見応援の規制、ジェット風船の打ち上げを認めない球場での使用禁止を徹底する、といったマナー向上に球団・応援団ともに努めている。

また、NPBや他の11球団とともに定めた試合観戦契約約款第8条により、以下の行為を禁止している。

  • グラウンドや通路などへの物の投げ入れ
  • 球場の施設や物を壊す行為
  • 監督、コーチ、選手、チームなどを傷つける発言や誹謗中傷
  • グラウンドやバックスクリーンなど立ち入り禁止場所に立ち入る行為

観戦マナー(阪神タイガース公式サイト)


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