概要
1996年に登場。22000系の車体をベースに製造された。2両単独運転を前提としているため、22000系とレイアウトが異なるほか、車いす対応座席および多目的化粧室が設けられている。
制御装置は日立製作所の3レベルIGBT素子のVVVFインバータが近鉄で初めて採用された。
2両編成2本、計4両が古市検車区に在籍している。
2015年にはリニューアル工事が2編成とも施工され、座席はゆりかご型リクライニングシートに換装され、車内の雰囲気がさくらライナーのリニューアル車と似ている。だが、行先表示装置のLED化は見送られ、現在も幕式のままとなっている。当形式のリニューアルは新塗装化の発表前に施工されたため、旧塗装のままとなっていたが、当形式も新塗装化の対象になっており、2018年後半にYS01編成が新塗装化された。なお、22000系で使用されているロゴマークは当形式では使用されていない。