CV:納谷悟朗
概要
ギシン星の皇帝にして、全ての元凶。マーズを反陽子爆弾としてガイヤーと共に地球に送り込む。マント状の上衣に身をやつし、手足を見せず、空中や宇宙空間に出現。『愛』を極度に嫌悪する。
13話や24話で分身を送り込み、25話でのクラッシャー隊との直接対決でゴッドマーズから放たれた反陽子エネルギーで滅んだかに見えたが、ギシン星のズールは数ある中での一体に過ぎず、マルメロ星編ではギロンに甘言を囁きマイナス超能力者を弾圧、宇宙征服へと間接的に介入。
地球編にて太古から歴史上の悪人を唆して戦争を引き起こしていた存在であり、メタール、ボーデ、ナッカ、スナッパ、キッカ、ニードの6人の"ゲシュタルト"の合身体と判明。太陽の内部で死者たちを拘束し制圧。倒されても復活するなど異常である。失態した部下には耳元で「わしの為に死ね」と発言、マーズの兄、マーグを洗脳して兄弟殺しをさせようとする、挙げ句の果てには両親や部下を情け容赦なく平気で殺す姿はまさに悪だと言えよう。
しかし、ロゼやナミダたち人々の祈りによってゴッドマーズが黄金化、その光を浴びて急激に弱まりマーズフラッシュで貫かれ体内のゲシュタルトもろとも完全に死滅した。愛をはじめとする強力なプラスのエネルギーが弱点だった様である。
だが地球にいたズールも数ある中での一体に過ぎない。ギシン星のズールが滅ぶ際、「細胞の一片からでも復活し、それがまた新しいズールとなるのだ」と言い残して宇宙中に飛び散った。
マーズはロゼと共に他の星のズールを倒すべく宇宙への旅立つことになる。