概要
【破壊力 - E / スピード - B / 射程距離 - A / 持続力 - A / 精密動作性 - E / 成長性 - C】
小さな虫型のスタンド。本体は矢安宮重清(重ちー)。自称によれば500体以上生み出せる。指示さえ出せば勝手に動き回るので、物を集めることを得意とする。重ちーはこれを使い、町中に落ちていた小銭を集めていた。
一体一体の攻撃力は小さいものの、手には鋭い爪があり、噛みつく事もできるので、相手に組み付いて眼球や頸動脈といった急所をピンポイントで狙えば高い殺傷力を発揮する。ピラニアのように集団で襲い掛かれば、相手の皮膚を削り取って大ダメージを与える事もできる。額にある穴からは注射器のような針を出すことができ、アルコール類を血管から注入するなどして行動を制限させる事も出来る。
また、バケツリレーのように重ちー自身を運ばせることで、本体を安全な場所まで素早く移動させることも可能。仗助・億泰の二人がかりでも奇策で降参させるのがやっとであり、(一応勝ったはずの)仗助から「ハーヴェストに勝てるやつがいるとは考えられない」と高く評価されている。
能力は応用が利くため危険な部類に入るが、物を「集める」ことばかりに能力を使う本人の性格を考えると、積極的に悪事に使うことはないと思われるため、仗助達もそれ以上咎めることなく友達として接している。以降驚異の戦闘能力が発揮されることはなかった。
ちなみに作者の荒木飛呂彦は、ハーヴェストを最もお気に入りのスタンドとしてしばしば挙げている。
スタンド名の由来はニール・ヤングのアルバム「ハーヴェスト」から。