概要
ポリス星からやってきた宇宙の警察官で、人間体を持たない追加戦士でもある。
本名は「シグナルマン・ポリス・コバーン」で、一人称は「本官」。ボーゾック同様、地球の事を「チーキュ」と呼んでいる。
口癖は「本官の許可なく●●するな!(orしてはいかん!)」。
超が付くほどの真面目かつ頑固者で、交通違反(特にスピード違反)はボーゾックであろうがカーレンジャー問わずに取り締まる。それが原因で度々敵を取り逃がす事もあり、しかもロボ戦になると急に割り込むといった目立ちたがりでもある。そのため、ダップからも「当てにはできない」と言われる始末だが、初登場時こそかっこいい戦闘シーンがあったり、要所要所でもちゃっかり活躍しているため、カーレンジャーからは一応信頼されている。
所帯持ちで妻のシグエと一人息子のシグタロウがおり、一度だけ地球に来たこともある。あと妻子もシグナルマンと同じ姿をしている。
コバーンベースという派出所に駐在しているが、なぜか人気の少ないところに設置しては「誰も通らない‥」とつぶやくのがお約束となっている。
地球ではカーレンジャーたちが務める会社の社長の息子である市太郎と仲が良く、信頼関係が強い。
エグゾスの策略で洗脳されてしまうも、サイダーで洗脳が解けたこともある。
(サイダーを飲ませる→ゲップをさせて洗脳ガスを吐き出させるという如何にもカーレンジャーらしい作戦)
話の最後では、管理が行き届かずに埃と蜘蛛の巣だらけで、さらに洗脳されたシグナルマンを見て幻滅した市太郎が書いた落書きで汚れたコバーンベースを掃除し、落書きの件を咎めずに市太郎にも掃除を手伝ってほしいとお願いするという大人の対応を見せた。
ボーゾック解散後はポリス星に帰って警部補になるための試験勉強に励むが、ザンギャックの地球侵略の際には再び来訪して他の戦士と共に戦った。その後はドギー・クルーガーと共に地球を去るゴーカイジャーを見送っている。
人間態を元々持っていない彼が、レジェンド大戦のあとどのような姿でいたかは不明。(監督の竹本氏によると、変身できないしばらくの間はなんらかの形で地球署に保管されていたらしい。)
使用装備
シグナイザー
常時携帯している宇宙警察官警察手帳。1000時間分の録音機能があるIDモードから、放電可能な警棒のポリスバトンモードや、超高熱ヒートビーム、ショック波のスマッシュビーム、超冷凍弾のコールドビームといった三種類のエネルギー弾を撃ち分ける拳銃のガンモードに変形する。
ポリスピーダー
シグナルマンが移動に使用する白バイ。単独で宇宙空間を飛ぶことができ、前部のエンブレムとオレンジ色のライトからレーザー光線を発射する。
ベースはスズキDR250S。因みにブルースワットのインターセプターを改造した物である。
サイレンダー
演:中川素州
ポリス星の警察官が持っている巨大マシン。「スタンドアップサイレンダー」の掛け声と共にパトカーからロボットに変形する。
胸部のビーム砲シグナルフラッシュや、両腕のサイレンダガーに巨大手錠のワッパガンと多彩な武器を持つ。
必殺技は右手の機関砲から光弾を連射するサイレンバルカン。