概要
実写版2作目『リベンジ』に登場。鉱山用の大型油圧ショベルカー「テレックスO&K・RH400」に変形する。
人型とも獣型とも異なる、地球上の生物から大きく逸脱した独特のデザインが特徴。また、並はずれた巨体を誇り、オートボットの中でも大柄なオプティマスを単体で圧倒する。
一見するとあまり賢くはなさそうだが、上海に散在するディセプティコン達の司令塔だったらしく、立派な体躯に見合う重要な役職を当てられていたようだ。
テックスペックもそれなりに高い。
- パワー:10
- 知能:6
- スピード:4
- 耐久力:10
- 階級:8
- 勇気:8
- 火力:8
- テクニック:4
といっても劇中に登場したのはサイドウェイズのみだったので、所詮は「設定だけ」でしかない。
ロボットモードでは体の上下にセットされたタイヤを交互に使い分けて走行する。
一応補足すると、彼等は地球外生命体だし、体も金属や無機物で構成されてるのだから、別に有機物で構成された地球上の生物に似せる道理など無い。
劇中ではビークルモードで潜伏しており、アイアンハイドとアメリカの特殊部隊が近づいたときに周りの建材を崩して部隊を翻弄。ハイウェイを逃走経路に使うが、我らが「ビッグ・ブッダ」によって無残な結末を迎えることとなった・・・。
ちなみにビークルモードではキャタピラ走行だが、
ロボットモードではなぜか車輪になっている。
以下余談。
- エジプトでの戦いで参戦し、デバステーターに合体したスカベンジャーは同型機だが、よく混同されている。出番が夜間かつ照明も少ない郊外で終わってしまったため確認しづらいが、下動画のようにロボットモードの肩にあたる機体部分は白い(そっちも赤いのはスカベンジャー)。
- 映画製作スタッフの間ではホイールボットのあだ名で呼ばれており、エンドロールにはこちらの名前がクレジットされている。
- アーシー、クロミア、エリータ・ワンには合体形態が構想されており、デモリッシャーに似たデザインだった。
- 映画公開時に発売された玩具は、遊びまくるとキャタピラ部分が切れてしまうという致命的な弱点を抱えている。
関連動画
(変形機構がよくわかる動画)
補足
『ギャラクシーフォース』にも登場しているので、それについても記述する。
同作ではクレーン車に変形。クレーンブームの長大さを生かしたメガクレーンブレードが主な武器。
海外版『Cybertron』ではマッドフラップという名前に変わっている。(一方前2作に登場したアイアンハイドは海外版でデモリッシャー名義だった)
元々は地球に隠れ住むサイバトロンの一員だったが、地球人の独善的かつ身勝手な振る舞いに嫌気が差してデストロンに寝返る。
しかし、デストロンの悪行に加担しているうちに自分も同類であると気づき、自己嫌悪に陥ってしまう。
最終的には親友であったガードシェルや、仲間の説得に応じてデストロンを脱退。マスターガルバトロン打倒後はスタースクリームとの決着をつけるため、ガードシェルと共に旅立っていった。