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清和源氏の編集履歴

2019-05-09 18:28:46 バージョン

清和源氏

せいわげんじ

平安時代に成立した一族の一つで清和帝を祖とする。

成立


第56代清和天皇の子を祖とする一族だが

清和天皇の第六皇子の子である源経基を祖とする流れが一般的である。

(57代目陽成帝の子供(清蔭)の系統で経基のいとこは陽成源氏という)


家紋は笹竜胆(ささりんどう)だがアレンジやまったく異なるものも使用されている。

出身は摂津国で藤原氏に仕えた。


経基流の動き


経基は藤原純友征伐で活躍。

子の源満仲は藤原氏に取り入り中央での武門の道を固めた。


多くの子供のうち摂津源氏の源頼光

河内源氏源頼信大和源氏源頼親が特に力を持つことになった。


摂津源氏流


今でこそ河内源氏にとってかわられたが宗家筋にあたる。

頼光の後は多田荘で力を持ち

源頼政多田行綱がこの家の出である。


河内源氏流


源氏=河内源氏と言われるのは初の幕府を立てた源頼朝

同じ義家流の足利氏が出たため。

一族同士の争いが絶えず衰退と復活を繰り返していた。


大和源氏流


大和国司となった頼親の家系。

伊予の豪族や陸奥の豪族が後裔を称しており

河内や摂津に及ばないもののそれなりに力があったことがうかがえる。



清和源氏流の氏族


摂津源氏・・・多田源氏(山縣氏馬場氏多田氏太田氏など)

       美濃源氏(明智氏土岐氏浅野氏など


大和源氏・・・陸奥石川氏、宇野氏など


河内源氏・・・知っての通り多いので分割する。

・源為義の子孫・・・小山田氏八田氏宍戸氏など

・源頼清の子孫(信濃源氏) - 村上氏河内氏出浦氏など

・源義家の子孫・・・

新田氏山名氏里見氏足利氏斯波氏細川氏今川氏吉良氏飯富氏石川氏木曾氏

・源義光の子孫(常陸源氏) - 佐竹氏山入氏など

・源義光の子孫(甲斐源氏・信濃源氏) - 逸見氏武田氏小笠原氏板垣氏南部氏平賀氏など

・源満快(満仲の弟)の子孫(信濃源氏) - 伊奈氏依田氏夏目氏片切氏(片桐氏)など


また、貴族として宮中に残った竹内氏(元は平賀氏の分家)がある。


余談

清和源氏にゆかりのある神社は3つ

・発祥地の多田神社、摂津源氏の発祥地の壷井八幡宮、経基邸後に建てられた六孫王神社

この3つを源氏三神社という。


島津家や琉球王朝の舜天流、結城氏などは清和源氏を自称している。

(島津家は惟宗氏と言われる渡来人系、舜天系は伝説、結城氏は藤原氏流)


関連項目


源氏 平安時代 幕府 清和天皇

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