概要
ONEPIECEの登場キャラクターで、ワノ国のえびす町で住んでいるおトコの父親。実はワノ国で手配されている丑三つ小僧でもあり、夜になると上流家庭から大金を盗んでは弱者達に大金をバラ撒いている(故に一部の住民からは英雄視されていた)。
性格は太鼓持ちで、常に笑顔を見せ、また自分の物を他の人に分けるなど優しさに溢れている。また、通称ヤスと呼ばれている。
経歴
偶然遭遇したゾロに寿司を奢り、その後に立ち寄った宿場の賭けで大勝ちし、それに怒った狂死郎一家に絡まれるもゾロに助けられる。その後、お礼としてゾロをえびす町に招き、住民たちと一緒にもてなす。
《ネタばれ注意!!》
真の正体は光月おでんと同じく白舞の大名である康イエ。
回想によれば、活気がある性格で、当時のおでんを真正面から叱り付けていた。また、義理人情にも溢れており、後におでんの家臣となる赤鞘九人男こと錦えもん達を救った事もある。
自分の家に居座り続けるおでんを叱咤したり、後におでんの為に大金を盗もうとした綿えもん達にも盗んだ大金を与えた上で「身なりを整え、礼儀を学び、本を買い、学問を身につけろ」と諭した。おでんが処刑された後は、奇跡的に生き延び、トの康と名前を変えてえびす町に住むようになる。
丑三つ小僧として追われていた事もあり、最終的には黒炭オロチの手によって捕まる。そして、死ぬ間際に予め講じておいた策を密かに示すが、同時にオロチを侮辱する言葉と共に綿えもん達がいずれワノ国を開国に導くといった遺言を残し、全てを託し終えた後は銃殺の刑で処刑された。