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ドナチアン・アルフォンス・フランソワ・ド・サド(サド侯爵)

さどこうしゃく

フランスの小説家

人物

フランスの小説家。ドナチアン・アルフォンス・フランソワ・ド・サド(1740-1814)、通常、マルキ・ド・サド(サド侯爵)の呼称で知られる。レチフ、ラクロと並び、フランス革命期を代表する作家である。

数度にわたるセックス・スキャンダルが原因で、30年近い獄中生活を送る。但し実際には、作品の独特の性格、貴族階級の出身であること、等によりスケープ・ゴートにされた要素が強い。

作品

作品としては、「アリーヌとヴァルクール」のような哲学的冒険小説、「ジュスティーヌ/ジュリエット」のような哲学的ポルノグラフィが存在する。後者の多くにおいては特異な想像力の下に極端な性的幻想が描かれるが、果てしない長大な議論を交えながら、美徳に対する悪徳の勝利が謳われる。

シュルレアリストたちによる再評価をきっかけに、今日、革命時代を生きた作家として、学問的な研究が進んでいる。


作品

・アリーヌとヴァルクール

・ソドム百二十日

・ジュスティーヌあるいは美徳の不幸

・新ジュスティーヌ

・ジュリエットあるいは悪徳の栄え

・閨房哲学

・恋の罪

・ガンジュ公爵夫人

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