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レミールの編集履歴

2019-10-22 16:24:29 バージョン

レミール

れみーる

小説「日本国召喚」に登場する、「パーパルディア皇国」の皇族。その傲慢さゆえに破滅することになる。

プロフィール

出演作品日本国召喚
性別女性

概要

パーパルディア皇国の皇族で、20代後半の美女。

皇帝ルディアスの妃の最有力候補で、世界の支配者の妻、世界の女王となることを夢見ていた。


滅びゆく栄光編(上)


 日本へ使節団を派遣しようとした第3外務局(文明圏外国担当)の対応に対して不満をもち、外交の権限を自身の所属する第1外務局(列強担当)へ移す。


 フェン王国軍祭襲撃やロウリア王国での報告を荒唐不稽として信じず、ただの文明圏外国と考えていた。その結果ニシノミヤコで捕らえた日本人観光客200名余りを人質に、日本へ絶対的隷属を要求する。

 日本側が人質の解放を求めると、『蛮族が皇国に要求するだと!?』と逆上。部下に命じて全員を(女性や幼い子供さえも)次々と惨殺させる。


 本人は日本への見せしめのつもりであり、「長い眼で見れば、これが日本国民の犠牲を最少にすることになる。いま我が国に降伏すれば、日本の払う犠牲は、ほんの200名ほどで済むのだ。これが私の、日本への慈悲だ。蛮族へのものとしては、行き過ぎるほどの慈悲だ」などと、おそろしく傲慢な考えをいだいていた。

 その傲慢さが、彼女とその祖国を、悲惨な運命へと追いやることになる。


 その後の『フェン王国の戦い』で、上陸した皇国軍が惨敗するも、『文明圏外の蛮国が皇国より強いはずがない』と信じて疑わず、日本に対して殲滅戦を宣言


滅びゆく栄光編(下)


『アルタラス島の戦い』で再び皇国軍が惨敗した上、地下組織の蜂起でアルタラス統治機構が壊滅、属領であったアルタラス王国に再独立されたことに衝撃を受ける。その際現地の将兵が飛行機械や回転砲塔を備えた軍艦を目撃したことから、列強中唯一の科学文明国であるムーの関与を疑い『ムーが日本に兵器を輸出している』と想定、ムーの大使を詰問する。しかし返ってきたのは、日本はムーすら超える科学文明国家であり、その力は神聖ミリシアル帝国をも超えているという返答であった。

 その後の戦闘にもすべて惨敗し、パーパルディア皇国は、国力と軍事力の大半を失う。彼女は、自分の「世界の女王になる」夢が、完全に絶たれたことを思い知らされた。

 その上、アルタラス王国の新女王ルミエスの煽動により、全属領(73ヶ国連合軍)が大反乱を起こす。パーパルディア皇国は滅亡寸前まで追い込まれ、第3外務局長カイオスによるクーデターが発生。

 日本に引き渡されて処刑されることを恐れ、逃亡しようとするが、「生兵法は怪我の素」を地でいくミスをして失敗。


 講和(実質条件付き降伏)後、護送された日本で、ムー大使の言葉がすべて本当だったこと、最初から勝ち目は無かったこと、日本人観光客を殺させた時点で自分の破滅は決まっていたことなど、残酷な現実を突き付けられ、激しい自責と後悔と、絶望に苦しむことになる。


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