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賽殺し編の編集履歴

2019-11-09 12:36:44 バージョン

賽殺し編

さいころしへん

「賽殺し編」は、同人サークルである「07th Expansion」が製作した同人ゲーム「ひぐらしのなく頃に礼」(ひぐらしのなく頃にのファンディスク)に収録された「祭囃し編」の後日談。2006年12月 コミックマーケット71にて発表された。漫画、アニメ、小説、コンシューマーゲーム化もされている。 昭和58年の夏休み。古手梨花が迷い込んだ世界は・・・。真の最終章とも評される物語。

昔々。

神様が人間の前に姿を現していた頃のお話。



天よりパンが降ってきた。

ある者はなぜ肉でないかと大いに嘆いた。


天より肉が降ってきた。

ある者はパンが良かったと大いに嘆いた。


天より神様が降りてきた。

全員が喜ぶ物がわかるまで、当分は水を降らせます。



天より雨が降ってきた。

みんなは服が濡れると大いに嘆いた。


天より炎が降ってきた。

みんなは家が焼けると大いに嘆いた。


天より神様が降りてきた。

全員が喜ぶ物がわかるまで、当分は何も降らせないことにします。



天より何も降ってこない。

ある者は神に見捨てられたと大いに嘆いた。


天より色々降ってきた。

ある者は降らせる物を選べと大いに嘆いた。


天より巨岩の雨が降ってきた。

これでようやく嘆きの声はなくなった。




天より雨が降ってきた。

通りすがりの旅人は感謝する。


神よ、予期せぬ天気に感謝します。

お陰で我が旅路は退屈せずに済むのです。


神は応えずに見送った。

それでいい。神とサイコロは無口でいい。



—————————Frederica Bernkastel


概要

2006年12月コミックマーケット71にて、同人サークル07thExpansion製作の同人ゲーム「ひぐらしのなく頃に」のファンディスク「ひぐらしのなく頃に礼」に収録された番外編である。


古手梨花に起こったある事件を描く祭囃し編の後日談。

本編全八編を読了している人向けの番外編。


夏休みの雛見沢を舞台にした物語。真の最終章とも言われている。


コミックアニメ小説、コンシューマーゲーム化もされている。


メディアミックス作品

コミック

「ひぐらしのなく頃に礼 賽殺し編」

原作:竜騎士07、作画:鈴羅木かりん

ガンガンJOKER(スクウェア・エニックス刊)2011年7月号より連載開始予定。

アニメ

OVA「ひぐらしのなく頃に礼」(第3期)にてアニメ化された。

第2話「賽殺し編 其の壱」

第3話「賽殺し編 其の弐」

第4話「賽殺し編 其の参」

小説

「ひぐらしのなく頃に礼 ~賽殺し編~」

著:竜騎士07、挿画:ともひ

講談社BOX

版型:B6版 全一巻

978-4-06-283704-0

コンシューマーゲーム

アルケミストより発売された

ひぐらしのなく頃に絆」第四巻 絆に「賽殺し編」で収録。


2015年3月12日に加賀クリエイト(加賀電子)より発売予定の「ひぐらしのなく頃に粋」にも収録されることが決まっている。⇒公式サイト内 収録シナリオ紹介

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