養護教諭

ようごきょうゆ

学校職員の一種。通例、保健室に常駐し、生徒の怪我・疾病の応急手当や、健康診断などによる健康管理を行なう。

養護教諭とは

学校職員の一種であり、教員である。

「養護教諭免許」が必要。

医療行為は行なわないので、医師免許や看護士免許は不必要である。

（持っていても差し支えはない）

Ⅰ種免許とⅡ種免許があり、通常は大学の教育学部で所定の単位を取ることで取得する。

他にも、保健師の免許を持っている場合は、大学で所定の単位を履修の上地方自治体に申請することでⅡ種免許状を取得することも可能である。

ただし「現実にはこういう可能性はほとんどあり得ない」。

養護教諭免許は教育学部、医師免許は医学部の過程を修了する必要があり、科目等履修などを駆使してもこれらを全て網羅するのは至難の業である。

しかし看護師免許は比較的ハードルが低い。前述の保健師経由で養護教諭免許を取得すると、保健師の資格を取るには看護師免許が必須であるため。

全ての学校には学校医が置かれる。これは教員ではなく医師であり、養護教諭とは別である。

通例は学校近くの開業医に嘱託され、学校には常駐していない。

保健室にいるために「保健医」と呼ばれることがあるが、保健医という職業は前述の通り存在しない。

フィクションでは「保健室の先生」に医療行為をさせる必要から、「保健医」と言う架空の職業を設ける場合がある。

「保険医」とは、「患者が健康保険証で受診できる医師」のことである。

すなわち養護教諭とは全く意味が異なり、完全な誤用である。

2011年8月20日(土)でのタグ検索結果。

正しい言葉が使われていない結果と思われる。嘆かわしいばかりである。