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CV:中田浩二

概要

警視庁刑事部部長(階級は警視長)。56歳。左利き

毛利小五郎の刑事時代の上司(当時は捜査一課課長)。

劇場版オリジナルキャラクター。劇場版第4作『瞳の中の暗殺者』で初登場。息子である敏也仁野保殺害をはじめとする一連の事件への関与疑惑が懸けられる容疑者の1人で、同じく容疑者候補の敏也とも何らかの確執があるらしく仲は険悪である。

剣術の達人で、居合の心得がある。

『真実を明らかにするのは、我々警察の役目』という信念を持ち、終盤では自ら一連の事件を再捜査して小五郎達に知らせるなど、警察官としても有能な人物であることが窺える。真犯人が逮捕された後、コナンのことをただの子供ではないと見抜きつつも、警察よりも先に真実を明らかにした彼に敬意を表し、その場から去った。

原作・テレビアニメ版には登場していないが、その後の劇場版に2度登場している。

モデルは、戦国時代の武将・織田信長 。

余談

警視庁刑事部捜査第一課長は東京都採用のいわゆるノンキャリアの警視正で充てるポジションである。また警視庁刑事部長は警視監をもって充てるキャリア組のポジションである。そのため警視庁刑事部長に就任することはない。

また小田切自身は年齢から異例ともいえる出世を果たしたノンキャリア(56歳ならばキャリア組であれば警視監に昇任していなければおかしい。都採用のノンキャリアなら退職間際の58歳前後に一部の特に優秀なノンキャリア警視正が昇任)だと推察できるが、警視庁の地域部、生活安全部の部長、警視庁警察学校長以外はキャリア指定席である。

ただ作者の青山剛昌の兄弟に鳥取県警察の警察官がおり、その兄弟から聞いた話から役職を混同した可能性がある。(鳥取県警察をはじめとした地方警察の、小規模から一部の中規模本部の刑事部長はノンキャリアの警視正の指定席である。)

偶然か、元ネタかは不明だが、織田信長の高祖父(あるいは曽祖父の良信と同一人物説がある)とされる織田敏信と同じ「敏」が名前に入っている。

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