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マリア・キャンベルの編集履歴

2020-05-03 09:04:24 バージョン

マリア・キャンベル

まりあきゃんべる

マリア・キャンベル(Maria Campbell)とは、小説『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』の登場人物。

概要

平民でありながら『光の魔力を持つ』特別な少女。本来の乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』の主人公で本編でも準主人公兼ヒロイン的ポジション。優しく謙虚な努力家で何事にも一生懸命だが身分の差によっていじめられているところをカタリナに助けられ、彼女を慕うようになる。お菓子作りが得意で、マリアの作るお菓子はカタリナの大好物。


プロフィール

出演作品乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
性別女性
誕生日
出身地
身長
体重
特技お菓子作り
好きなもの
嫌いなもの
CV早見沙織

人物像

文庫版・漫画版共に第2巻より登場。カタリナ・クラエスの前世(通称・野猿)の世界で発売されている乙女ゲーム『FORTUNE・LOVER』シリーズの主人公(ヒロイン)。魔法の力を発現するのが貴族が圧倒的に多いながらも、現在の魔法学園では唯一の平民出身でありながら強い光の魔力を発現させた、現在の国で最も特別な女の子。現在は母親(声:久川綾)と共に2人暮らしをしている。


魔力を持つのは貴族が殆どであることから、貴族の不義の子ではないかと周囲からあらぬ誤解や偏見を受け、仲が良かった両親は離散。幼少期の平穏な生活を取り戻そうと努めて「いい子」であり続けてきたが、何をしても「特別な子だから」としか思われず、同級生からも蔑まれていた。その後魔法学園に入学するも平民は彼女だけであり、マリアを快く思わない貴族たちからも虐めを受けていた。しかし直向きな人柄(と趣味で作るお菓子の味)にすっかり魅了され、うっかり男性陣の出番まで奪いながらあれこれと構ってくるカタリナに救われ、いつしか「ずっと傍にいたい人」と慕うようになる。


他の面々と違いジオルドに対して正面きって妨害はしないものの、ジオルドがカタリナと結婚するとカタリナが自分の側を離れてしまうという寂しさはあるため、それとなく邪魔はする。持ち前のヒロイン力と、気持ちそのままのまっすぐな言葉選びで、並外れて鈍いカタリナすら赤面させ、「自分の方が攻略されそう」と思わせるほどのダークホース。


Power Guage(5段階評価)

知力4
体力3
カリスマ4
魔力光属性:5
パワー2

作中世界でも非常に希少とされる光属性の魔力を持つ。本来のゲーム主人公だけあって五段階評価で5とその実力は高い。ちなみに、マリアを除く主要キャラクターで魔力が最高値(5)なのはキース(土属性)のみである。光属性の特徴としては、傷や病気を癒やしたり、闇の魔力を感知したりすることが出来るが、反面これらは攻撃などの用途には使えない。


自身の過去も相まって、カタリナと出会う前は「こんなもの要らない」とまで思うほど忌み嫌っていた魔法であるが、魔法省の部署決め試験中に遭遇したドラゴン退治事件でカタリナが危険を顧みずに自ら囮になる姿を目の当たりにし、自分の魔法で彼女を守りたいという思いから更なる力を求めようとしている。


治癒魔法については、どの程度まで対応できるのかはっきりとしていない。ゲーム版のキースルートでバッドエンドを迎えた場合はゲームでのカタリナからの嫌がらせで自身が一生消えない傷を負ってしまったり、本編ではソフィアがカタリナの唇を奪ったジオルドを攻撃しようとした時に「せめて怪我が私の魔法で治せる程度のものにしてください」と注意したり、闇の魔力の気配がする洞窟へ向かう時には「少しの怪我なら治癒できますから」と発言したりする描写があることから、あまりにも重傷の場合は完治させることができないと思われる。実戦では魔法道具による増幅効果もあり、意識こそすぐに戻らなかったものの、ドラゴンの前脚に蹴られて岩へ打ち付けられたデューイの怪我を全快させている。闇の魔力によって記憶が操作された者の記憶を元に戻すことも一応は可能らしい(ただし、成功例は現時点では1回のみで、記憶の回復に必要な条件は不明)。


魔法省就職後に『光の契約の書』を手に入れて失われた古の魔法も授けられたため、今後は解読が進めば治癒魔法以外でも魔力を扱えるはずである。男爵令嬢誘拐事件の潜入捜査中には、よからぬことをしている人の心を入れ替える魔法を修得し、それは光の靄で覆った悪人を一時的に改心させる効果があった。


闇の魔力に対しても多少は耐性があり、魔法学園1年生時にラファエルが闇の魔力を彼女に再三行使したにもかかわらず全く通用しなかった(※)。だが、サラ闇の使い魔を作成するために使用する闇の魔力を感知した時には気分が悪くなってしまっている。魔法省の部署決め試験時のように魔法道具で魔力を増幅させて遠距離から知覚した場合でも一時的ながら具合を悪くしており、キースが誘拐された事件では現場まで踏み込んだ際にドアに掴まったまま真っ青な顔で床にへたり込んでしまう程に激しく消耗している。ゲーム版では、闇の契約の書と影の狼を操る闇の魔力保持者と化したカタリナ相手に最悪でも相討ちに持ち込めるので、強い闇の魔力に対抗できる魔法は光の契約の書に残されているはずだが、戦闘シーンは描写されていないので詳細は不明である。


(※)電子書籍版で光の魔力保持者とされたラファエルは、肉体こそ乗っ取られなかったものの闇の魔力で他人の記憶を植え付けられており、また死亡した闇の魔力保持者に操られる形で復讐に生きる人生を送っていて、自力で闇の魔法を解くまでは後ろ暗いことにも平気で手を染めていた。ただし、紙書籍版のキャラクターデータでは、ラファエルは風の魔力保持者とされている。


関連タグ

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…


  • クラリス……中の人繋がりだけでなく、髪色や魔法使いキャラで同時期に始まったアニメのヒロインの一人。平民出身で治癒魔法の魔力を持つマリアに対して彼女は貴族出身で魔術書を使った「重魔導」という攻撃系の魔力を使うという全くの対照的である。またどちらも重い過去を持っている。

『FORTUNE・LOVER』における人物像

カタリナの前世(通称・野猿)の世界で発売されている乙女ゲーム『FORTUNE・LOVER』シリーズには、ヒロイン(プレイングキャラクター)として登場する。


『Ⅰ』では光の魔力を使える希少な人物であり、平民出身ということもあって学園では目立つ存在。前向きな努力家で、成績も優秀。攻略対象ごとに登場するライバルと対峙することになるが、特に悪役令嬢からは犯罪まがいの仕打ちまで受ける受難の人。


続編『Ⅱ』でも引き続きヒロイン(プレイングキャラクター)として続投。魔法学校卒業後、成績の優秀さから国の機関である魔法省に入庁する。前作の攻略対象の再攻略に加え、新たに知り合うキャラも攻略することに。再びライバルたちと対峙する上に、自らに絡む「謎の女」の存在にも悩まされている。


カタリナ・クラエスにとっては転落の1年間のトリガーであり、最大の破滅フラグ。

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