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概要
北宇治高校の2年生で、吹奏楽部に所属。トランペットを担当している。
メインキャラクター以外で原作小説から名前が登場している部員のひとりであり、とくに原作小説の短編集1巻『北宇治高校吹奏楽部のヒミツの話』には、彼や瀧川ちかおをはじめとする男子部員たちのエピソードも収録されている。
トランペットパートの先輩である中世古香織に憧れを抱いて吹奏楽部に入部しており、いまもなお誰にも気づかれないように想いを寄せている。（『響け!ユーフォニアム』DVD&BD7巻ブックレット、5ページ）
また、モテたい願望が強く、彼女がいる同級生の後藤卓也のことを羨ましく思っている。同時に、彼とは脇を小突いたりくだけた言葉を交える様子から、互いに仲がいいことがうかがえる。（短編集1巻、144ページ）
短編集1巻の「背伸び」では、「高校の音楽教師になれば、大人の魅力で女子高生にモテる」という妄想を口にして、同級生の卓也や後輩の塚本秀一たちから冷ややかな視線を浴びている。また、滝野自身が憧れの中世古香織と釣り合うかどうかという点については、テナーサックス担当の1年生であるちかおから「吉川優子が『この身のほど知らずのクズめ！』と罵倒しながら蹴り殺しに来るだろう」として否定されている。（短編集1巻、144ページ）
トランペットに対しては真面目に取り組んでいるため、吹奏楽コンクールA編成部門の出場メンバーにも選出されており（原作1巻、230ページ、TVアニメ版1期9話）、自由曲「三日月の舞」ではトランペットパート内の3rd（サード）を担当することになる。
TVアニメ版2期13話の卒部会では、秀一とともに「ロミオとジュリエット」の寸劇を行い、文化祭（TVアニメ版2期6話）で使用された猫のぬいぐるみを背負いながらプロポーズの言葉を交わす様子が登場している。
3年生に進級して新年度を迎えると、トランペットパートの新メンバーに自身の妹である滝野さやかが加わることになる。純一はしばしば、普段の愛嬌の裏に隠された本当の顔を明かしてくるさやかに対して苦手意識を覚えているものの、その世渡り上手な一面に関しては素直に感心している。また、大学受験を控える3年生という立場になったこともあり、親からは「そろそろ本気で勉強しろ」と迫られるようにもなっている。（『新北宇治高校吹部紹介プロフィールカード（滝野純一、滝野さやか）』掲載の紹介文）
関連イラスト
冬制服
夏制服
関連タグ
中世古香織 - 所属するパートのリーダー。3年生。
吉川優子 - 所属するパートの同級生。2年生。
高坂麗奈 - 所属するパートの後輩。1年生。
後藤卓也 - 低音パートの2年生。チューバ担当。滝野とはそれなりに良好な間柄。
塚本秀一 - トロンボーンパートの1年生。時々「アホな先輩」と呆れられている。
瀧川ちかお - サックスパートの1年生。しばしば配慮のない言葉を口にされる。
