声:小杉十郎太
概要
「ミルモでポン」に登場した敵キャラクターであり、本作に置けるラスボス。
漫画版では実体のない黒いモヤのような姿だったが、その後は妖精姿で登場した。
一人称は「私」。
恋を憎む陰湿な性格であり、かつてのパートナーである星野銀河でさえも役に立たなければ切り捨てる非情な一面を持つ。
原作ではヤシチやシショーの上司として登場し、彼らからはあのお方と呼ばれている。
あらゆる手段を使ってミルモを倒そうと彼らに命令を下すが、失態が続くため遂に自らがミルモを倒しに向かう。
ミルモの魔法攻撃を無力化させるなど圧倒するが敗北した。
実は彼は過去に好きだった妖精に失恋されたという理由からミルモの里を消滅させようと企んだのである。
銀河には妖精が見えたり魔法を使えるようになったのも、彼の魔力のせいであり、幼い頃に両親を亡くした銀河に色々と教えたのも彼であり、銀河からの忠誠心は高い。
黒いモヤの様な姿は魔力を消費してしまうため、銀河からもらったヒヨコのぬいぐるみに憑依して魔力を制御するが、改心後はヒヨコのぬいぐるみに入ったままで過ごしている。
アニメ版では長髪の赤い目をした人間のような姿で登場した。
人間の負の感情から生まれた悪魔であり、ガイア族との死闘の末に封印されたが、アクミとワルモ団に黒魔法の力を授けて手下にした。
原作以上に凶悪さが強調されており、己の目的の為ならば手段を選ばず、江口沙織とアクミとワルモ団を自身の復活の為に利用させ、完全復活後は用済みと判断して容赦無く切り捨てるなど残忍かつ冷酷非情な性格となっている。