概要
古見さんは、コミュ症です。の登場人物。
古見さんの一年生の時のクラスメートであり、古見さんの余りの美しさにそのまま古見さんに恋い焦がれるようになった女子。
性格は重度のヤンデレで、何よりも古見さんのことが好きで、古見さんには同性であることを利用してセクハラを働くことを目論んではしょっちゅう失敗する。
一方で、古見さんに近づく男たちを何よりも敵視しており、只野くんに関して言えば、古見さんの初めての友達であり、常日頃から彼女と行動を共にしていることから殺意を抱かれるほどに嫉妬されており、実際、一度只野君を拉致監禁して海か山に埋めようとしたことがある。
そのあとは、古見さんの仲介もあって只野君とは和解したものの、やはり嫉妬自体は治まっておらず、古見さんと只野君が絡んだ際には古見さんのファン集団を率いて只野君を襲撃する。
一方で、筆談以外の手段では何を言っているのかわからない古見さんの心情を理解することはできない為、通訳としての只野君の力量は認めており、古見さんが何を考えているのかを理解する方法を教えてもらおうとしたこともある。
古見さん以外の人間関係
実のところ、古見さんさえ絡まなければかなり普通の感性の持ち主。
同性である古見さんのことが好きであるが、それは百合や同性愛と言うよりも、古見さん限定の感情の様で、女子同士のコミュニケーションで言えば初対面の人間を相手にしても物おじせずに話しかけてすぐに友達になることができる。
同じように「病んだ」性格である中二病女子の中々思春とは事あるごとに喧嘩するが、それはぎすぎすとしているというよりも、喧嘩するほど仲が良い関係で、逆にさりげなく救いの手を差し伸べるようなことも少なくなく、どちらかというとライバルに近い。
古見さんに絡まない男子であれば、実害はなく、むしろツンデレ気質の女子として受け入れられており、男子からの人気も高い。
一方で、夏休みや冬休みと言った長期休暇になると海外に行っており、只野くんの実家の状況を見て只野家の経済状況を心配する等、実家は裕福な方であることが作中で描写されている。
一方で、英語の成績も良く、海外かぶれの傾向もあるようで、海外に旅行中に連絡すると、現地の言葉を使ってきては、若干小ばかにしたようなことを言う為、そんな部分は若干ウザがられている。
その部分の事も含めて、本質的には明るくファッションが好きな女子高生と言う、ごく普通に魅力的な女性である為、性格のせいで様々な形でコミュニケーションに難がある登場人物の多い作品の中では、古見さんさえ絡まなければ、古見さんさえ絡まなければ(大事なことなので二回言いました)かなりまともな部類の人間である。
