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人覺の編集履歴

2020-07-30 14:23:23 バージョン

人覺

じんかく

台湾の人形劇「霹靂布袋戲」シリーズの登場人物。

「一覺遊仙好夢,任它竹冷松寒。軒轅事,古今談,風流河山。

沉醉負白首,舒懷成大觀。醒,亦在人間;夢,亦在人間。」

概要

称号:非常君(ひじょうくん)


霹靂布袋戲」の登場人物。「霹靂天命之仙魔鏖鋒」シリーズの主要人物の一人。


天地人三乗の一人、またの名は非常君。「人之最」の天命を持つ寄曇說を補佐し、苦境人界の平和を保つ役割を持つ。かつて天跡地冥が決戦する時、立会人として見届けた。二人が再び争わないよう、現状維持させるつもりだが……。


プロフィール

性別
初登場霹靂天命之仙魔鏖鋒 第27章
退場霹靂天命之仙魔鏖鋒II斬魔錄 第60章
本拠地覺海迷津、明月不歸沈
身分天地人玄黃三乘の一人
化身越驕子
家族問痴天賦(父)、棄玉夫人(母)
友人庭三帖
同修天跡地冥(玄黃三乘)
上司九天玄尊
従者習煙兒(鬼体)
呪術造化離身‧易魂轉體
所有物華傘、孤峭天引

人物

黄色い衣装を身に纏う金髪の仙人、常に傘を背負っている。「非常君」は称号であると同時に本名でもある。博識であり、美食家としての側面を持つ。初登場時は月夜に金の雨を降らせ、傘を回転しながら降臨した。


武林各地に災害が起き始めた頃、天跡は真っ先に地冥の仕業だと断定し、地冥を止めるべく動き始めた。しかし天地人玄黄三乗はもともと苦境の三界(天界、人界、冥界)の秩序を保つ役割であり、天跡地冥と再び衝突したら、バランスが崩れてしまう。人覺は二人の友人の争いを恐れ、止めようとしていた。


「人之最(じんしさい)」である寄曇說を補佐する役割だが、「人之最」の天命を果たすためには時間がかかるため、人覺は常に寄曇說を陰から見守っており、直接協力することはほとんどない。しかし次第に地冥の計画が激しさを増していき、寄曇說にまで影響を及ぼしてしまった。この状況を見た人覺はやむを得ず、ついに武林の動乱に介入し始めた。


徳風古道で起きた単鋒罪者の件に関心を持ち、キーパーソンである邃無端と劍咫尺の境遇に同情を抱き、気にかけた。この事件の黒幕である鬼麒主(偽者)と何らかの関係があるらしく、「斬魔錄」では天跡地冥に疑われ、問い詰められた。これにより天地人三乗の関係は険悪になっていく。


友人の庭三帖からも彼の不自然な点に気付き、ますます疑惑が深まる人覺だが、彼が隠していることは果たして……。


人鬼之子

人覺が隠していたことは「人鬼之子(じんきのこ)」である。

彼は人族の父と鬼族の母から生まれたため、人間と鬼族の血を併せ持つ「人鬼之子」と呼ばれた。幼い頃に両親を失って、九天玄尊に拾われ、雲海仙門で修行することになる。人鬼之子は忌み嫌われる存在だったため、表に出ることが許されず、雲海仙門の陰で修行していた。


鬼族の部分が将来に悪影響が出ないよう、一足先に体内から分離した。この鬼体は、のちの従者・習煙兒(しゅうえんじ)である。鬼体の成長を止め、武術の修行もさせず、危険性を最小限まで抑えた。習煙兒の黒い容貌には、人覺と同じ顔立ちが隠されている。美食家である人覺の従者として、料理に長じるほか、性格は純粋な子供と同然である。


冷遇

人鬼之子のことから、同じく三乗である天跡地冥と役割が異なった。将来に世界を救う「人之最」の天命を背負う者を、補佐する使命が任じられた。「人之最」は言い換えれば、人覺より上位の職である。そのため、人界の平和を守る役目は、ほとんど「人之最」の寄曇說一頁書に持って行かれた。


同じく人鬼之子の君奉天は九天玄尊の実子から、人鬼之子であるにも関わらず、破格の待遇を受け続けた。雲海仙門の継承者として、九天玄尊は君奉天を優遇していた。対する人覺は、天跡地冥に匹敵するほどの実力を身に着け、努力を続いても冷遇されてきた。


そのような扱いを受け、人覺は負の感情を表に出さず、裏では恐ろしい陰謀を企み続けていた。詳しくは越驕子の項目を参照。その目的は、「人之最」が人々に与えた希望を幻滅させ、自分が世界を救う権力者になるつもりであった。


関連タグ

霹靂布袋戲 仙人

寄曇說


天地人玄黄三乗


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