概要
和名 | ワタリハチスズメ |
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分類 | ムシドリ科 |
『ピクミン3』に登場する「交わりの渓流」のボス。
下記のハチスズメの女王蜂(鳥?)。長い嘴の間が弦を張られた竪琴のようになっており、それを長い腕でかき鳴らした音色と分泌するフェロモンで無数のハチスズメを自在に操り、獲物の確保や外敵への攻撃を行う。
攻撃以外は常に無数のハチスズメ達が守っているため本体にダメージは届かず、攻撃時はドリル式突撃、並行突撃、包囲攻撃と言った陣形をハチスズメに組ませて放ってくる。
しかし、裏を返せば攻守共にハチスズメに完全に依存しているという事であり、本体が攻撃する事はなくピクミンを捕食する事もない。その為ハチスズメの攻撃後は無防備になり何も出来ない為、一気に畳みかける事が攻略パターンで、慣れたプレイヤーならノーダメージで倒す事も可能である。
劇中ではルーイを捕らえ、また「タントタネギシリ(パパイヤ)」も蓄えていた。
「3DX」にて実装された原生生物図鑑によると、特定の巣を持たず餌を求めて海を越える「渡り」をする習性があるという。春ごろに女王であるタテゴトハチスズメが冬眠から目覚め、夏が始まる前にパートナーのオス(女王よりも身体が小さくて羽がなく、全体的に白くて足先と背中、触角が青いらしい)とともに餌が豊富で涼しい秋の大陸に渡るという。
ルーイメモによると「油をひいてカリッとするまで炒める。サクサク香ばしい。」とのこと。
ハチスズメ
小さなハチの様なスズメ(ただし「虫」と表記されている)で、社会性が高く常に集団で飛び回っている小型の働きバチにあたる個体たち。現実のハチのように全てメスであるが産卵はせず、女王のタテゴトハチスズメにその一生を捧げて働く。近づいたピクミンを捕らえ一定時間が経過すると捕食してしまうが、羽ピクミンが天敵であり、ある程度の数がいれば倒すのは容易。
タテゴトハチスズメが発する音色によって統率の取れた隊列を展開するが、女王が倒されその断末魔の音色とフェロモンの供給が途絶えたことで一緒に生命活動を停止しコロニーが瞬く間に全滅してしまう。まさに一蓮托生の間柄である。
フィールド内の個体は倒した後に死骸が消えてしまうが、ボス戦では死骸が消えずに残り運搬も出来る。
ルーイメモによると「こんがり焼いてスナック感覚で。軽く塩をふれば、おつまみにぴったり。」とのこと。