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ゲームブックの編集履歴

2020-11-17 14:55:07 バージョン

ゲームブック

げーむぶっく

ゲームブックとは、読んで字のごとくゲームとして遊ぶ事ができる書籍である。pixivでは、小説機能を利用した、選択式ストーリー小説をさすこともある。

概要

小説の主人公は、読者の嗜好とは関係なく勝手に行動する。

しかしゲームブックでは読者が主人公となり、その行動を選ぶ事が出来る。

主人公の行動は何通りかに分けられ、それぞれの行動を記した文章には番号が振られている。読者はその番号を選び、その結果を確認したのち、新たな行動が記された番号を選び取ることになる。行動の自由度は選択肢の数と内容に制限されるとはいえ、自分で物語を作り上げる楽しみが得られる。


ランダム性を加えるためダイスを併用するものや「幸運度」「バイオリズム」など独自の数字を用いるものもあった。

MOTHER2』のブックゲームを一例に挙げると、番号移動に対して「フラグの有無で行き先の番号が変わる」「必要なアイテムの有無」を付属のゲームシートを使って読み進める。といった方式のものがある。また、ゲームシートはしおりがわりになるので、いわゆるセーブのような扱いとなる。


歴史

アメリカ製の『きみならどうする?』シリーズを1979年に学研が発売したのが日本での始まりとされる。この頃は精々100項目程度の簡素な内容だった(代わりに必ず見開きの挿絵がついていた)。


その後、イギリス製の『火吹山の魔法使い』(項目数400)を社会思想社が1984年に発売。

1986年の『ドラゴンクエスト』の大ヒットに端を発する空前のRPGブームの追い風もあり、90年代末までファンタジー物を中心とした様々なジャンルのゲームブックが発行され、社会思想社からは『ウォーロック』と言う専門誌も発売された。


しかし技術の進歩でCRPG(に限らずコンピューターゲーム全般)が相対的に安価となった事で売り上げが激減。売れないから新作が発売されず、新作がないから読者が離れるという悪循環に陥り、やがて市場から姿を消した。


その後、当時を懐かしむ往年のファンからのラブコールもあり、2000年代に入って人気作の復刻や、僅かながら新作も発表されたが、ブームの復活には至っていない。

しかし読者が物語に参加できるというそのシステム自体はオンラインと相性がよく、一部のやる夫スレなどに「ゲームブック形式」として取り入れられている。


TRPGとの関係

パソコン用RPG『ザ・ブラックオニキス』(1984年)のヒットから始まった(日本での)コンピューターRPGブームに肖ってTRPGを広めようとしたグループSNEは1986年にコンプティーク誌で『ロードス島戦記誌上リプレイ』を発表、TRPGブームが訪れた。

しかしブームと言っても人口はCRPGプレイヤーとは比べ物にならないほど少なく、かと言って一人プレイはできないため、手軽かつ一人で冒険を楽しめるゲームブックが重宝されていた。


テーブルトークRPGの関連商品(一人用シナリオなど)として発売された物も多く、AD&Dドラゴンランス戦記の外伝や、T&T用ソロ・アドヴェンチャー、迷宮キングダムのブックゲーム等がある。


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ついでにとんちんかん - ゲームブック形式の回があったり、ミラクルとんちんかん番外編「オリジナルクエスト」にも存在。

騎士と魔法使い・君はどちらを選ぶか?


社会思想社 創元推理文庫 エニックス


パラグラフの例

君はこの恐るべき魔境、PIXIV百科事典の奥地にあるゲームブックの項目に足を踏み入れてしまった。

ああ、なんということだ。しかし今なら、まだ間に合うかもしれない。

  • 脱出を試みるなら ⇒2
  • ヘルプミー」と叫んでみるなら ⇒3
  • もう少し様子を見るなら ⇒4
  • より良い記事にしようと思うなら ⇒編集する
  • 理解できたなら ⇒5


2

おかしい。ブラウザがフリーズして、戻る事ができない!14へ。



3

そのような呪文は存在しない。体力ポイントを5減らすこと。体力ポイントが0になったら、14へ。



4

様子を窺ってみたが、特に何もなく時間だけが無駄になった。他の行動にうつるなら1へ。

まだ様子見なら6へ。



5

お前は一体何を理解したのだ?答えてみよ。

「概要やその他を既に見たから」 ⇒100

「なんとなく」 ⇒99


6

時間だけがやはり無駄になった。とりあえず他の行動をする事にした。

  • 灯りを灯す為に松明に火を付けてみる。 ⇒8
  • おや、こんなところに脇道があったぞ?入ってみるなら11
  • もう飽きた。⇒14


7

湧き水がある。一口飲むと疲れが癒された。そういや、最初のほうでなんか手がかりあったような?

「確かめる」⇒1

「確かめない」⇒10へ

8

おお、遠くまで見えるようになった。先に進もう。12


9

この先は長い通路で、しばらく歩くと広間に着いた。15

10

まあ、気の所為だろうな。先に行こうか。13

11

ここを進めばいいのか?9

12

なんと、道が二手に分かれているではないか!

  • 右の道を行く ⇒9
  • 左の道を行く ⇒7

13

なんか二つドアがある。開けて入ってみるか。

14

君は志半ばにして傷つき倒れてしまった。キャラクターシートを破り捨てること。


14の意味がわからなければ、14へ行けの項目を見ること。


15















・・・たしかに無駄に空間(スペース)がある広間である。



とりあえず調べてみるか。4


99


どこからともなく怒声が飛んできた!







「おろかものめ!出直して参れ!」 ⇒1に戻る。





100


~エピローグ~

君は魔境から無事帰ってきた!!君の冒険と活躍は後の時代、国や世界に伝わる冒険譚として語り継がれていく事となる…。 ~FIN~




何?新たな冒険に赴きたい?ならば・・・101






101

フフフ…君はまだまだ冒険の虫がうずいてるようだな。では、扉を開けて新たな冒険の旅へ!


死神のレリーフが彫られた扉にする。


湯浴みをする乙女のレリーフが彫られた扉にする。


XIVのレリーフが彫られた扉にする。


中から得体の知れない残響音が聞こえる扉にする。


観覧車のレリーフが彫られた扉にする。


何も彫られてない扉にする。

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