概要
レベルファイブのメディアミックス作品である『ダンボール戦機』シリーズに登場するガジェットであり、タイトルの"ダンボール"もこの強化ダンボールの事を指す。
内側と外側の衝撃を約80%吸収する革命的な緩衝材で、運送業界に革命を引き起こしたとされており、無印のアニメでは、毎回冒頭に高空から強化ダンボールで梱包した荷物を投下するテストの様子が映される。
この強化ダンボールがきっかけで、危険物扱いされ禁止されていたLBXは復活を遂げ、その戦場として活かされる事になった。
しかし、作中ではその気になれば平気で人を殺せる程の性能を誇るLBXを、安全にバトルさせる為の箱庭形式のジオラマである「Dキューブ」及び「Dエッグ」の素材として用いられる事が殆どであり、本来の姿の強化ダンボールは無印の時点で半ば空気化している。
しかも、無印の時点で既にこれらのフィールドを用いないケースも多く見られており、こうなってしまうともはや空気以下である。
ただし、漫画版では海道義光が「強化ダンボール製の防弾チョッキ」を身に着けていたり、派生作品の『装甲娘 ミゼレムクライシス』では、LBCSに強化ダンボールの技術が応用されていたり等、上記のジオラマとしての用途も含め、きちんと役に立ってるだけ例のモーターよりは全然マシだと言えるだろう(それでも空気である事には変わり無いが)。
なお、「LBXの装甲を強化ダンボールで作ればいいんじゃないかな」は禁句である(ただし、一部のLBX用装備に強化ダンボールの技術が応用された事はある)。