概要
魔進戦隊キラメイジャーのエピソード35に登場した言葉。
地球で言う所の日本茶だが、クリスタリアの人々にとっては酒、それも相当に強い酒にあたる飲み物の様で、これを飲むと酔っぱらってしまう。
エピソード35ではこれを知らなかった博多南無鈴がマブシーナにお茶を勧めてしまい、酔っぱらって大騒動を引き起こしてしまった。
内容
エピソード35は、とんでもなく大荒れに荒れたカラットの基地内部から始まった。
泥だらけになってシャイニーブレイカーを抱いて眠っていたマブシーナは、基地の惨状に思わず悲鳴を上げるが、そんなマブシーナに博多南は、珍しく呆れながらも怒りを隠そうともしない口調でマブシーナに皮肉を言いがてら、彼女がそのすべてを行ったことを言う。
彼女が頭突きで基地の机を粉砕し破壊したことで、ヨドン反応を探るレーダーも使うことができなくった為、キラメイジャーはテレビのニュースを見てから出動する始末。
しかし、何も覚えていない彼女は、恐る恐る博多南に事の顛末を聞くことになる。
それは、物語の時間軸での昨日、本業での発送ミスを犯した博多南が、用意した高級日本茶を何の気なしにマブシーナに勧めたことから始まった。
博多南自身は、余った日本茶をマブシーナに上げただけに過ぎなかったが、そこに宝路が現れる。
日本茶とメロロフモフモの成分が同じであることを知っている宝路は、血相を変えてマブシーナが日本茶を飲むことを止めようとするが、時すでに遅し。
日本茶を飲んだマブシーナは、その一口で酔っぱらって基地の内部をその石頭で破壊した挙句に、そのまま四つ目のカナエマストーンを探しに行くと言って外に出て行ってしまい、それを追って宝路まで消えてしまう。
それ以降の動向は博多南も把握はしていなかったが、宝路が戻っていないことと、魔進ドリジャンが無くなっていることから、彼らを探すためにマブシーナとともに、充瑠、瀬名、時雨の三人は宝路の手帳をもとに宝路を探しに行く。
そうして、宝路を探している途中で、穴だらけになった酷い状況の公園にたどり着いた四人は、誰がこんなことをしたのか。と呆然と呆れかえるも、そこにヨドンナが現れ、その惨状もまたマブシーナの行動の結果であることを告げる。
昨日、公園にゴルフ邪面とともに現れたヨドンナだったが、そこに現れた宝路とマブシーナの二人が現れたが、マブシーナは宝路のシャイニーブレイカーを持ち出して公園を穴だらけにした挙句、モンストーンを掘り当ててしまい、モンストーンはゴルフ邪面と一体化してしまう。
その後、移動販売のアイス屋の主人(演:松本寛也)を巻き込む形でヨドンナにアイスを投げつけ、二人はモンストーンと一体化したゴルフ邪面を追ってそのまま消えてしまったと言い、更に二人の足跡を追って四人はとある沼までやってくる。
そこでは、沼の中に沈みかけているドリジャンの姿があり、四人は宝路を助けるためにドリジャンの中に入るが、そこには宝路ではなくゴルフ邪面の姿があった。
なぜドリジャンの中にゴルフ邪面がいるのか問い詰めるも、ゴルフ邪面はそれもマブシーナのせいであると言い、モンストーンと一体化した後の話をする。
ヨドンナと別れた後、宝路はシャイニーブレイカーを持ち出したマブシーナを庇いながらもゴルフ邪面と戦っていたが、そこで闇エナジーが溜まったことで邪面獣が召喚され、ドリジャンを呼び出す。
しかし、宝路はゴルフ邪面の攻撃からマブシーナを庇ったことで邪面獣カートヒルドンに向けて吹っ飛ばされて取り込まれ、残ったゴルフ邪面は酔っぱらったマブシーナに絡まれることになる。
そうして残ったゴルフ邪面は、マブシーナに飛び蹴りをくらわされた挙句、ドリジャンの中に無理やり連れ込まれ、無茶苦茶な操縦に付き合わされた後、眠気を催したマブシーナがそのまま帰ったことでドリジャンの中に取り残され、沈みかけるドリジャンの中に一晩中放置されたことを告げる。
その後、なんやかんやあって、邪面獣とゴルフ邪面は倒されるが同話ラストで博多南の日本茶を間違えて飲んでしまい、またも酔っ払って暴走してしまい……。
ED中のCパートで「またやっちゃいましたー！」と素面に戻り頭を抱えるマブシーナの周囲では博多南やキラメイジャーの面々が伸びているのだった。
余談
お茶で酔っ払うと聞くとギャグのようにも聞こえるが物のあふれた現代とは違い、刺激物の少ない近代以前の日本人にとっては、お茶で酔うという事もあったようである。
関連タグ
梅干し：これを食べて酔っ払った宇宙人がいる
