概要
ギャング組織「パッショーネ」の下部構成員。武器として常にスコップを持ち歩く粗暴なチンピラ。
普段は冷静な振る舞いを見せるが思い通りに行かないとすぐにキレる。ケンカの時、顔面にナイフを突き立てられたがそれでもケンカをやめなかったという凶暴性を持つ。その時の後遺症で、傷が治った後でも常に涙目であるため、この名がついた。
組織では彼が空港のショバ代を回収している。
3つの『U』を信条にしており、いい友情関係を築くための条件として、
1つ目は「うそをつかない」
2つ目は「うらまない」
3つ目は相手を「敬う」
全部日本語じゃねーか
をジョルノに押し付けてきて金を要求するが、「持ってないから払えない」と何度も拒否される。するといきなりスコップで殴り掛かるがあっさりと躱され、ついにブチキレる。そこへジョルノの元へ戻ってきたカエル(に変化した荷物)が登場。ルカはカエルを潰すように命令するがこれも拒否されたため、カエルごとをジョルノを潰そうとスコップを振り下ろす。
その結果、「相手の攻撃をそのまま相手に返す」スタンド能力が発動し、返り討ちに遭い、意識不明の重傷を負った。ルカの頭部にはスコップの跡がくっきりと刻印され、文字通り再起不能になった。
その後、ルカに重傷を負わせた犯人を突き止め、ケジメを取りに来たブローノ・ブチャラティの発言により「生きててもしょうがない」という理由で始末された事が明らかになる。明確に死亡したシーンは描かれていないが、死体は解体されたらしく、目玉や切断した指などがジョルノを脅す小道具として登場している。
もっともブチャラティが犯人に復讐しようとしたのは「組織の顔に泥を塗られた事による幹部(おそらくポルポあたりと思われるが、詳細は不明)からの命令」に過ぎず、ルカ自体には「恨みを持たれるタイプ(だからいずれロクでもない目に遭うのは当然)」と考えておりブチャラティ本人の意思ではない。ナランチャからも「弱い者虐めばかりする」ということで嫌われてた。
登場人物の死亡率が高い5部で一番最初の死亡者となった。
ポジションとしては「主人公の強さと能力を読者に見せつけるために最初に倒される小悪党」止まりのキャラではあるが、メタ的な事を言うなら彼がジョルノと絡んだ結果、ジョルノはブチャラティと運命の出会いを果たしパッショーネ乗っ取りと清浄化に本格的に乗り出すことになるため、ルカはいわば第5部の物語の火蓋を切った存在であり、そういった意味では重要キャラと言える。
アニメでは
「家族よりオレとの友情を大事にしてくれよ……」
ジョルノとは別に自分のシマの中でショバ代を払わないで商売をしていた男(この男からジョルノのことを聞いたことになっている)を痛めつけるシーンが追加されており、クズっぷりが強調されている。
ボーカロイド「涙目のルカ」
しかしルカは脇役であり、強烈なインパクトはあったものの、たった1話だけの登場なので、もともとタグとしての使用頻度は非常に少なかった。
だがボーカロイド「巡音ルカ」の登場と共に同名の彼に日が当たり、パロディイラストにこのタグがついた。
また、涙目になっている彼女に対して、本来なら通例どおり「ルカ涙目」と書くところをあえて「涙目のルカ」と書くことも。
ただ涙目のものも多いが
大抵はこんな感じである。
『ルカ』ト『ルカ』ガカケテアリマスネ ダカラ『ドーダコーダ』言ウワケデハナインデスガネ
byエコーズACT3
・・・少し自重しようか。